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服部、先週の大失態から立ち直っての首位発進

先週の「マスターズGCレディース」で22試合ぶりの予選落ちを喫した服部真夕が、今週開催の「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」初日に4バーディ、ノーボギーの「68」をマーク。4アンダー首位タイと絶好のスタートを切り、先週の鬱憤を晴らす活躍を見せている。

先週との違いを問われ、「とくに調整したことはないのですが、先週は2日目に事件があって、朝からバタバタしてしまって・・・。それもあって予選落ちしてしまいました」と明かす服部。その2日目では「80」を叩き、予選通過圏内から一気に脱落していた。

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事件の真相を問われると、伏し目がちに「寝坊をしまして・・・」との答え。通常はスタートの2時間前にコース入りするという服部。その日は7時40分のスタートに合わせ、携帯電話の目覚ましを4時にセットしていた。3時に目が覚めて再び眠りに落ちると、気付けばすでに時計は6時。「あと1時間も寝られると思ったら、3時間も寝てしまいました。心臓が飛び出そうでした」。それからはドタバタ騒ぎ。すぐに身支度を整えて出発し、コースには7時に到着したが、スタート前の練習はアプローチとパットしかできなかった。

初めての寝坊、そして初めてショット練習をせずに臨んだ試合。その結果は、先述の通り散々なものだった。「絶対に怒られると思った」と、師匠の岡本綾子に恐々と報告すると、「せっかく休めるんだから、日曜、月曜と気分転換をしなさい」との言葉。指示通りにマッサージなどで疲れをとり、「ゆっくり休めたし、気分転換ができて良かった」と、万全の状態に体を整えられたことも今週の結果に繋がっているのか。今月は「SANKYOレディース」、「富士通レディース」と優勝争いに絡みながらも、ともに最終日に崩れて大きく後退。先週の大失態を前向きにとらえ、惜敗続きの流れを断ち切ることができるか。

ちなみに「これまでは目覚ましを(時間をずらして)3回セットしていたけど、今は5回に増やしました」と、今や寝坊の心配はないとのこと。(千葉県市原市/塚田達也)

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2011年 樋口久子 森永製菓ウイダーレディス



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