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福嶋晃子「振らないほうが飛ぶみたい」

ホステスプロで過去4勝を誇る福嶋晃子が、期待通りのゴルフで6アンダー単独首位となった。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、1996年、そして02年、03年、07年で優勝している福嶋は「コースも良く知っているので、細かいところまで、ここを狙っていこうかとかキャディさんと話をしているので」と、気分的にも楽にラウンドしていると話す。

福嶋のゴルフで特筆すべきは、やはり豪快な飛距離だが、軽井沢72ゴルフ北コースでの福嶋は他のプロとは比較にならないほどの飛距離で攻めてくる。2番パー5はティショットが300ヤードを超え、364ヤードの15番パー4では、グリーン手前20ヤードに運ぶ推定飛距離340ヤード。

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「コースが広いから安心して振れるし、洋芝なのでどんどん飛距離が伸びてくれる。ドライバーだけじゃなくて、アイアンとかもいつもより楽に飛びますね。振れるといっても100%の力で振ったのはパー5とか数回だけで、15番も80%かな。振らないほうが飛ぶみたいなので(笑)」と、飛距離を稼ぐ持ち前のゴルフができていることに満足気。

実際、福嶋の飛距離だと、フェアウェイの両サイドに設けられたバンカーは、全くハザードの役割をせず、ラフにいってもショートアイアンやウェッジでグリーンを狙えるため、高い弾道でボールをグリーン上に止めることもできる。

「ティショットは多少曲がってもゴルフ場の中にさえあれば、なんとかなりますね」と話す福嶋。残り2日間も大きなトラブルさえなければ、多くのチャンスを迎えられそうだ。(長野県北佐久郡/本橋英治)

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2011年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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