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2011年 全英オープン
期間:07/14〜07/17 場所:ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)

【藤田寛之専属キャディ・梅原敦の全英OPレポート〈5〉】

藤田さんの全英オープンが終わりました…。トータル11オーバー。カットラインは3オーバーでした。

正直、残念でなりません。「マスターズ」と「全米オープン」は藤田さんの調子も良くなかったし、結果をそのまま受け止められたけど、今回は勝負出来る状態だったから。2日目を終わって、トップが通算4アンダー。そのスコアだけをみても、藤田さんなら十分優勝争いに絡めたはず。
僕はずっと昔から藤田さんは必ず世界でも通用するって思ってきたし、それは今でも変わらないんだけど、今週の調子でこれだけの差が出るとさすがにへこみますね…。

2日間一緒に回った、アメリカのビル・ハースともう1人、名前が難しいスコットランド人のプレーヤー、ステファン・ガラハーは余裕を残して予選を突破しました。2人ともパットはまあまあ入ってたけど、細かい技術やボールコントロールなんかは絶対藤田さんの方が上手いのに、一体何が違うんだろう。

日本人プレーヤーは池田勇太くん、ただ1人予選通過。ワールドクラスの遼くん、世界を股にかけて闘ってる平塚さん、今日本で1番勢いのある河井さん、強風にはめっぽう強い高山くんは、藤田さんと共に倒れました。これだけのメンバーが出ていて、予選を突破したのが急遽出場が決まった池田くんだけなんて…。

本当はアメリカツアーやヨーロッパツアーに参戦して、そこで、もまれて強くなる事がメジャーで活躍するための1番の近道なんでしょうね。今田竜二選手のように。これからの日本のために、若い選手たちにはそういう舞台にどんどん挑戦して行って欲しいな。

藤田さんは…年齢的にこれから海外に主戦場を置くのは少し厳しいかも。なので、日本で地力に磨きをかけて次のチャンスを掴み取るしかないですね。

しかし、悔しいなー!!!
また昨日の14番からやり直したい。練習日から今日で6日目、なんとなくリンクスの攻め方がわかってきたところなのに。レポートも最終日まで書きたかったよー。何ひとつ調子の良い文章が書けずに終わってしまい、本当に申し訳ありませんでした。日本に戻りまた全英目指して頑張りますので、これからも藤田寛之の応援よろしくお願いします。

とりあえず…勇太がんばれ!

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