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松山英樹、2回戦で“ぽっちゃり”に敗れる

日本アマチュア選手権競技の予選2日間をトップ通過しメダリストとなった松山英樹は、大会3日目のマッチプレー1回戦で、東北福祉大の先輩にあたる秋本久成と対戦し、互いにボギーを叩かぬ好ゲームを展開し、3アンド2で勝利を納めた。

しかし、2回戦では同じく東北福祉大で1年後輩の“ぽっちゃり”こと古田幸希と対戦し、2アンド1で敗退してしまった。前半の3番で松山が1アップとリードしたが、10番を古田が奪いマッチイーブンにすると、12番パー5では3打目のアプローチをピン50センチにつけた古田が奪い1アップ。

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さらに15番パー5では2人ともパーオンできなかったが、グリーン手前8mからチップインバーディを奪った古田が2アップにする。16番、17番とパープレーで引き分けたため、最終18番を残して古田の勝利が決まった。

「ショットもパットもダメでした。こんなゴルフじゃ勝てるわけないですよね・・・」。クラブハウスに戻った松山は、小さめの声で話し出した。「朝の練習からショットが安定していなくて、1回戦はなんとかなりましたが、2回戦は修正ができませんでした」と、ラウンドを振り返る。優勝を目標に出場した松山だったが、マッチプレーの難しさを改めて知ることになった。

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