遼、藤田ら日本勢5人が出場! 今年のリンクスを制すのは!?
2011年 全英オープン
期間:07/14〜07/17 場所:ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)
遼、全英へ向け出国「信念を貫くのが大事」
7日、石川遼が今季メジャー第3戦の「全英オープン」に出場するために、成田空港からイギリスに向けて出国した。
出国前に記者たちの質問に答えた石川は、「今年の会場はすごく難しいという印象ですが、全英なので天候との戦いになると思う。その中で、自分のプレースタイル、信念を貫いてプレーできるかが大事」と、意気込みを語った。
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前回、ロイヤルセントジョージズGCで開催された2003年大会の映像を見たという石川は、「バンカー周りの芝がグリーンと同じくらい刈り込まれていて、バンカーに吸い込まれるように入っていく。しかも、バンカーが小さくて選手たちがすごく打ちづらそうにしていた」と、その印象を語る。それでも、全米オープンに比べると全英のコースの方が石川にとっては相性が良いそうだ。
「フェアウェイが広かったり、ラフの芝質であったり、あとはOBが少なかったり、林が無かったり・・・。コースのセッティングですね」と石川。今年、メジャー対策として多用している0番アイアンの風に負けない強い球も、再びその威力を発揮することだろう。
この日、同時に今季メジャー最終戦の「全米プロゴルフ選手権」の招待状を披露した石川。これで昨年に続き四大メジャー大会すべてに出場することとなる。今年の全米オープン以降、メジャー大会に対する意識が変わったという石川は、「メジャー大会がどんどん自分を高めてくれる確信がある」と、世界最高峰の場での戦いに想いをはせる。まずは、次週の「全英オープン」。石川は、「今年の全米オープンの順位(30位タイ)を上回りたいし、今までメジャーで出したことのないスコアも出してみたい」と、力強く抱負を語った。