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松山英樹、念願の日本アマでメダリスト獲得

日本アマチュア選手権競技の初日に、上がり2ホールを連続ボギーとした松山英樹は、2アンダーの6位タイで2日目を迎えた。10番からスタートした松山は、ティショットを大きく左に曲げて、隣接する18番との間の林へ。前方には1本の枝が邪魔になったが、それを避けるように左から軽いフェードボールでグリーンを捉えてパーセーブに成功した。

すると、11番でピン左5mのバーディパットを沈めて右手を握るガッツポーズ。さらに12番パー5では2オンこそできなかったが、グリーン手前のバンカーからピン1mに寄せて連続バーディ。さらに、14番から16番まで3連続で奪うバーディラッシュを魅せた。

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プロのトーナメントでも有名な16番パー3では、左サイドに切られたピンに対し、少し右方向に打ち出すと「逃げすぎだよー」と自分に言い聞かせるように叫んだが、距離はぴったり。7mのバーディパットを入れてこの日2度目のガッツポーズを披露した。

後半はチャンスにパットが決まらず苦戦もしたが、7番パー5でこの日6つ目のバーディを奪った。ノーボギーのラウンドに笑顔でホールアウトした松山。「昨日はパッティングのときに力んでいたので、リラックスしてストロークすることを心がけました」と話す。

この日はティショットも安定し、スタートの10番以外はトラブルもなくラウンドしたが「何がよかったかと言われると、よくわかりませんね」と首をひねる。この大会での優勝を目標に調整をしてきた松山にとっては、メダリストと大会制覇という偉業に向けて最高の2日間を終えた。2000年大会から日本アマでマッチプレーが復活して以来、メダリストが優勝を果たしたことがないというジンクスがあるが、それを打ち破ることはできるか。【愛知県みよし市/本橋英治】



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