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【GDO EYE】比嘉真美子、得たものは「トップで争える自信」

2011年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」に出場した比嘉真美子が、5回目の出場にして悲願のアマチュアタイトルを獲得した。前日には、過去の同大会で優勝を飾っている、宮里美香酒井美紀ら先輩選手から応援のメールをもらい、「勝てると思った時が一番危ないから、きっちり36Hまで戦うつもりで頑張って!」と励まされ、比嘉にとって大きな力になったと言う。

比嘉は、2009年の大会で綾田紘子に敗れ、2010年はその年の勝者である酒井美紀に敗れて、いずれも“ベスト16”で悔し涙を呑んでいる。その悔しさをバネにナショナルチームでの練習や自身の訓練でこの1年間鍛えてきた。そして5年目となる今年、そのタイトルを引き寄せるべく大きなチャンスを掴み、見事タイトル獲得を実現させたのだ。

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今回の大会の収穫は、「思っていた以上に、自分には足りない部分があるということ。小技の上手いチヒロ(イイダ)とラウンドしてよく分かったので、重点的に取り組みたい」と更なる課題を挙げた。「でもその足りない部分を埋めれば、この先プロになって、トップで争える自信も得られたような気がする」。

残りの高校生活、「全国高等学校ゴルフ選手権 夏季大会」と「日本ジュニアゴルフ選手権競技」という大きな大会が2つ残っている。「夏の全国大会はまだ(タイトルを)獲っていないので取りたい」と意気込むと、「“日本女子オープン選手権競技”も予選通過とか、ローアマとかではなく、勝つという気持ちで臨みます!」と自信を漲らせる。そう話す比嘉から溢れる自信は、大会前より一回りも、二回りも比嘉を大きく見せた。【兵庫県宝塚市:糸井順子】

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