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2011年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

パー3コンテストはL.ドナルドが優勝!

7日(木)に開幕する今季のメジャー第1戦「マスターズ」。大会前日の6日(水)には恒例のイベント「パー3コンテスト」がジョージア州オーガスタナショナルGCのパー3コースで行われた。

ジャック・二クラウス、アーノルド・パーマーゲーリー・プレーヤーの“ビッグ3”をはじめとした名プレーヤーたちも参加する華やかな催し。日本からは石川遼藤田寛之が出場。石川は過去2年と同様、妹の葉子さんと弟の航さんと、初出場の藤田は愛息の大稀くんとラウンドした。

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パー27(パー3×9ホール)で争われる中、優勝したのはイングランドのルーク・ドナルド。5アンダーをマークしてレイモンド・フロイドアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)を1打差で振り切った。

しかしこのイベントにはジンクスがある。パー3コンテストで優勝した選手は、同年のマスターズ本戦で勝てないというもの。この不吉な伝説はコンテストが始まった1960年から続いている。それでも今大会で悲願のメジャー初制覇を狙うドナルドは「ジンクスのことは考えずにプレーしたよ。素晴らしいスタートになった」と笑顔でトロフィを手にした。

2月の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」を制し、世界ランク4位でマスターズに挑むドナルド。特にそのアプローチ、パットの精度の高さは、同1位のマーティン・カイマーも感嘆するところ。大会前の公式会見でカイマーは「僕は今週、彼が“来る”と思うんだ。マッチプレー(決勝)で戦ったんだけど、彼のショートゲームは信じられないくらいすごい。ロングヒッターではないけれど、曲がらないショット、小技は素晴らしい。だから最もチャンスがあるのは彼だと思っている」と自らの予想を明かした。

「短いショットは(本戦の)コースでも同じだからね。いい準備ができたと思うよ」とドナルド。50年続く伝説を果たして打ち破れるだろうか。

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