【GDOEYE】NZ出身のF.ノビロが説くプロスポーツ選手の役割
2011年 トランジションズ選手権
期間:03/17〜03/20 場所:ウェスティンイニスブルックリゾート(フロリダ州)
ハチに刺された!? S.ガルシア3年ぶりの米ツアーVへ好位置に
米国PGAツアー「トランジションズ選手権」は18日(金)、フロリダ州ウェスティンイニスブルックリゾートで前日サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行った。セルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算8アンダーで首位に1打差の3位タイにつけている。
3アンダーの16位で出たガルシアは、出だしの10番から2連続バーディを奪って上位に浮上。「素晴らしい出来。完璧なスタートだったね」とすると13番ではグリーン奥からチップインバーディを奪った。後半も安定感を発揮しノーボギーのまま、結局トータルで5バーディを奪い「66」をマークした。
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この日のラウンド中には思わぬアクシデントが。前半14番をプレー中、コースを歩いていると「頭に何かいるような気がしたんだ。葉っぱか小さな虫かと思ったんだけど」。手で触ると、なんとハチに指を刺されてしまった。しかし「腫れた?いいや大丈夫。刺されたときは嫌な感じがしたんだけど、(痛みは)長く続かなかったよ」とラウンド後は元気な様子。大事に至らなかったことはスコアが証明している。
昨シーズンは精神的な疲労を理由に「全米プロ」の直後から2か月以上休養。復活を期す今季は既に欧州ツアー3試合に出場したが、米国ツアーは今大会が初参戦。優勝すれば欧州ツアーでは2009年の「HSBCチャンピオンズ」、米国ツアーでは2008年の「ザ・プレーヤーズ」以来となる。
2008年末に2位だった世界ランクは現在85位まで低迷した。それでも“神の子”は「一歩ずつ進んでいくだけ。いいプレーを続けて、勝てるチャンスがあればそれは素晴らしいこと。けれど、もしダメでも、またその次の週に頑張るだけ」と平常心を強調した。