14番のグリーンでバーディパットを打つも入らず

フロリダ州ウェスティンイニスブルックリゾートで行われている「トランジションズ選手権」2日目、3オーバーの124位タイで出た今田竜二は2バーディ、6ボギーの「75」でまわり通算7オーバーで予選落ちした。

大会開幕前、米国PGAツアーの選手たちに、バーディをひとつ獲得するごとに1000ドルを東北地方太平洋沖地震の被災地へ向けて寄付することを呼びかけた今田。第1日はノーバーディに終わり、この日も苦しんだ。

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前半のインコース9ホールでもパットに苦しみ奪えない。「グリーンが合わないとかではなく、自分が下手」。しかし折り返しの後半1番（パー5）。第3打をグリーン左手前のバンカーからピンそば1.5メートルにつけて、今大会を通じて28ホール目にして初のバーディを奪った。「27ホールバーディが無かったし、あのくらいのパットを外していたので緊張した」と安堵の表情を見せた。

3番ではグリーン奥からチップインバーディ。「予選落ちが決まっていてもバーディを狙っていった」が、その後はボギーが重なって結局、今大会での自身のチャリティは2000ドルとなり、悔しさをにじませていた。