コカ・コーラ東海クラシック大会2日目結果
2010年 コカ・コーラ東海クラシック
期間:09/30〜10/03 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
【GDO EYE】武藤俊憲「まだ慣れないんです・・・」
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の予選2日間、大会連覇を狙う石川遼と同組でラウンドした2008年チャンピオンの武藤俊憲。初日は2オーバーの39位タイと少し出遅れてしまったが、2日目はスコアを3つ伸ばして通算1アンダーの16位タイに浮上してきた。
2006年からシード権を保持している武藤は、08年に10位、そして昨年も19位と年間を通じたランキングで上位に入っているが、今季は現時点で107位と低迷。今季は15試合を終えて、予選を通過したのが6試合しかないのだ。
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その理由を聞くと、どうやら今年から溝の規制で新しく使用しているアイアンで苦戦しているようだ。「ウッド系は問題ないんですよ。でもシーズン前から使い始めた新しいアイアンを未だに使いこなせていなくて・・・」と言う。
アイアン自体の形や性能には何の不満もないが、ラフからの飛距離が合わせづらくてスコアがまとまっていない。「だからいろんなコースでの実践で調整していますが、このごろになってようやく合わせられるようになって来ました」と少し手ごたえを掴み始めた。
今週はエースキャディの小田氏ではなく、理恵さんとの初コンビだが「仲良くやっていますよ」と話す武藤。小田氏は武藤の試合がない週に限り、女子ツアーで有村智恵のキャディをしているが、今週は国内メジャーの「日本女子オープン」なので、以前から武藤のキャディは出来ないと聞いていた。
「しょうがないですよ。今の成績じゃ、小田さんにも申し訳ないから、どうぞ女子オープンで頑張ってくださいって感じです。智恵ちゃん上位で頑張ってるでしょ、ボクも早く優勝争いに加わりたいな」と小さな声で言う武藤。毎年、秋以降に優勝や優勝争いに加わってきた武藤だけに、ここからの巻き返しに期待したい。(編集部:本橋英治)