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石川遼が日本とタイの架け橋に! 親善大使に就任

史上最年少で賞金王に輝いた石川遼が26日(土)、タイ国政府観光庁から要請を受けていた『タイランドゴルフ親善大使』への就任を承諾し、地元の松伏町で就任式を行った。

就任期間は1年間。観光庁が石川を親善大使に迎えた背景には、外貨獲得の手段となっている観光収入の落ち込みがある。2008年末に起きた反政府デモに伴う空港閉鎖により、観光客が減少。その影響が尾を引き、2009年度の日本からの渡航客は前年比26万人減の90万人に落ち込んだという。そこで、今年1月にタイで開催された「ザ・ロイヤルトロフィ」に出場し、現地メディアでも「ハニカミ王子」として大々的に報じられた石川に白羽の矢が立った。

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タイ国政府観光庁のマーケティングマネージャーを務める藤村喜章氏は、「観光の回復のためにもお手伝いをお願いしたいと思っています。タイのゴルフの魅力を伝える親善大使に迎えられることを嬉しく思っています」と、タイでも人気を博している石川に高い期待を寄せる。石川も「10月から2月にかけては乾季で素晴らしいゴルフ日和なので、ぜひゴルフに行って欲しいですね。微力ながら、日本とタイの架け橋になれるように努力したいと思っています」と応え、大役を全うする心構えだ。

また、来年1月8日(金)に開幕する「ザ・ロイヤルトロフィ」に2年連続で出場する石川は、現地タイでも就任会見を行う予定。その場には、タイ国政府の観光・スポーツ大臣も同席する予定だという。大会終了後にはそのままタイに残り、2、3日の合宿を組むプランも明かした。

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