6人目となる2年連続での大賞受賞となった石川遼

25日（金）、都内某所で「日本プロスポーツ大賞」授賞式が行われ、史上最年少で賞金王となった石川遼が2年連続で内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞に輝いた。2年連続の大賞受賞者は、42回目の開催で6人目となる。

髪をオールバックにし、凛々しさの増した表情で壇上に上がった石川。「この度は、大変に名誉ある賞をいただき感激しております。今年も、こうして皆様の前に立つことができ、ゴルフをしているものとして幸せに思います。これからどんなに辛い時や苦しい時があっても、この賞が必ず後押ししてくれると思います。2年連続で素晴らしい賞をいただき、来年も1年、この賞に恥じぬよう努力をしていきます」と、緊張の面持ちで受賞の喜びを語った。

今年も横綱・白鵬関や読売巨人軍の原辰徳監督ら、日本のスポーツ界を代表する面々が勢ぞろい。その中にあり、「最初はすごく緊張していたけど、白鵬さんが話しかけてくれたので緊張がほどけました」と笑顔を見せる石川。白鵬関も「最近ゴルフにはまっていて、遼くんの活躍でさらに興味を持ちました。20歳になったらいろいろおしえてやろうかな、と思っています」と答え、会場を笑いで包んでいた。