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谷原秀人が1ラウンド終了後、体調不良で無念の棄権/チームPRGR

チームPRGRの谷原秀人が、「ダンロップフェニックス」(宮崎県・フェニックスカントリークラブ/7010ヤード・パー71)初日のホールアウト後、風邪による体調不良で無念の棄権となった。

火曜日の練習ラウンド、水曜日のプロアマ大会では、「ショットがようやく落ち着いて(安定して)来た。勝負は高速グリーン上でしょう」と話していた谷原。元気そうな表情だったのは、来月12月から発売される「TR500アイアン」がひと足早く手元に届いたからだ。
「ヘッドが小ぶりになった分だけ重心距離が短くなったようで、ヘッドのコントロール性が一段と良くなったように思います。イメージどおりのスイングを再現してくれるし、ボールの上がり具合、打球音も打球感も気持ち良いアイアンに仕上がっています」と熱心に試打を繰り返していた。距離感も合っていることで、アイアンショットがピンに絡むシーンがたびたび見られた。それによってパットもティショットもリズム良く臨める。プレー全体の流れも良くなり出した。

「一日も早く自分の武器になるようにボールを打ち込んでおきたい」とコースラウンドを終えると、練習場へ直行。日が沈むまでボールの打ち込みを行なっていた。
しかし、最新アイアンが届いた喜びとショットの安定性が高まって来たのも束の間。寒暖の激しい天候によって体調を崩されてしまったようだ。
ツアー最終戦の「日本シリーズ」出場資格を獲得するには、次週の「カシオワールドオープン」で今季最高成績を残すしかない。ラストチャンスを生かすために、まずは万全な体調に戻して本来のゴルフをするだけだ。

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2009年 ダンロップフェニックストーナメント



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