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アジア選抜が抜群のチームワークを見せ、歓喜の初勝利! /ロイヤルトロフィー最終日

タイのアマタスプリングCCで開催されている、欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ロイヤルトロフィー」の最終日。アジア選抜が5ポイントをリードして迎え、シングルス戦のマッチプレー8試合が行われた。

3日連続でトップスタートを任された石川遼は、S.ハンセンを相手に臆することなく、一歩もひかない熾烈な争いを演じる。6番パー5では約6メートルのバーディパットを沈めてガッツポーズを見せるなど、前半9ホールを終えて1UPリード。その後10番、11番と連続で敗れ逆にリードを奪われるが、17番パー3でピン側1メートルに寄せるスーパーショットを見せオールスクエアに追いつき、迎えた最終18番。グリーン右奥のラフとカラーの境目から3Wで打ったアプローチは、惜しくもカップ手前で止まりバーディならず。ハンセンもバーディパットを外し、2日目に続き引き分けで終え0.5ポイントを獲得した。

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ここまで本来の実力を発揮できていなかった欧州選抜は、シングル戦になり激しい追い上げを見せる。P.ローリーがW.リャンを、N.ドハティC.ウィを、J.エドフォースS.K.ホ撃破。さらに谷原秀人O.ウィルソンに敗退。しかし、谷口徹N.ファスに7&6と6ホールを残して圧勝。初日から負け無しの地元コンビ、P.マークセンとT.ジェイディもそれぞれ勝ち星を挙げ、最終的にアジア選抜の3勝4敗1分け。欧州も意地を見せたが2日目までの大差が響き、トータルポイント10対6でアジア選抜が勝利。3度目の開催にして、アジア選抜が初のタイトルを獲得した。

表彰式で尾崎直道キャプテンは、「今日は忘れられない日となりました。夢が叶いました!」と英語で話し、祝福の大歓声を浴びた。会見では「(キャプテンを務めて大敗した)前回は初めての出場でナーバスになっていた。勝利よりチームワークばかり気にしていたが、今年は最初から一体感があったし、チャンスはあると感じていた。本当に良かった」と喜びに浸っていた。

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