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さくら「バーディ合戦に参加できませんでした」

史上初(2002年以降のツアー記録)の歴代女王3人による最終組対決となった「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」最終日。首位と4打差の通算8アンダーでスタートした横峯さくらは、1番で3パットのボギーをたたき出鼻をくじく。

その後4つのバーディを奪うが、終盤のスコアを伸ばしたい16番パー5でボギーをたたき、通算10アンダーの3位タイで3日間の戦いを終えた。同じ最終組でラウンドした福嶋晃子アン・ソンジュ(韓国)が共に通算16アンダーでホールアウトし、プレーオフに突入する。

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クラブハウスに引き返した横峯は「参戦できませんでした」と、2人のバーディ合戦に加わることができなかったことを悔やむ。「2人とも飛ぶし、パッティング良いですし。でもバーディ合戦を目の前で見ることができました」と、中盤以降は2人の優勝争いをギャラリー感覚で楽しんだ。

この日のポイントを1番のボギーと話す横峯。その1番はティショットが左のラフに行き、2打目でグリーンを捉えるがピンの右手前10m。そしてバーディパットが2mショートしてしまい、パーパットはカップをすり抜けてしまった。

「セカンドショットは良かったのですが、最初のパットが・・・。1番をパーで切り抜けるとそうでないのは大きな違いですね」。1番でのボギーを振り返る横峯だが、ことの発端はドライバーでのティショットが左のラフに入ってしまったこと。この日は右に曲がるミスショットは無かったが、序盤から左サイドに曲げ、チャンスに結びつけることができなかった。それでも3位タイに入った横峯は、今季の獲得賞金を5,000万円台に乗せ、ランキングも4位をキープしている。(長野県北佐久郡/本橋英治)

2011年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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