2010年 全米オープン
期間:06/17〜06/20 場所:ペブルビーチGL(カリフォルニア州)
遼、明日の開幕に向けて好調をアピール!
「全米オープン」開幕を前日に控えた16日(水)、石川遼はアウト9ホールをプレーして最後の調整を終えた。初日の13時47分のスタートタイムに合わせ、この日は12時41分と遅めのスタートに設定。「風などを確かめる良い機会だったし、起きる時間など体の調整具合も考えました」と、初日を見据えたラウンドを終えて戦闘態勢は整った様子だった。
さらに、「今日にして、やっとティショットの狙いどころが分かってきました。打つクラブもキャディバックからスムーズに出せるようになり、ラウンドもスムーズにできるようになりました」と石川。日曜日から4日間に渡る練習ラウンドにより、コースマネジメントも完全に固まったようだ。
<< 下に続く >>
パー3以外のホールにおいて、「ティショットで3ホールくらい2番アイアンを使うかもしれません。確定しているのは、8番と16番。4番(331ヤード/パー4)は風によってドライバーを使うかもしれません」と明かす。とはいえ、難コースを恐れて守りに入っている意識は微塵も無い。「ティショットからパーを取りに行くホールは1ホールも無いようにしたいです」。刻みはベストの攻め方を考えてのこと。メジャーでも、石川のプレースタイルに揺らぎは無い。
「全てのクラブがスムーズだし、体のキレも飛距離も出てきました。初日の雰囲気に左右されなければ、まったく問題は無いと思います。何ホール目で自分の世界に入れるかがカギですね」。誰もが不安を抱える初日のラウンド。この壁を越えられれば、昨年の「全米プロ」に続くメジャー予選突破も見えてくるはずだ。
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!