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番狂わせに期待! 第3のホステスプロ、木戸愛

今週の「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」にホステスプロとして出場している宮里美香有村智恵は、大会ポスターやパンフレットに大々的に登場。有村は昨年4月、宮里は今年3月から、ウイダーが提唱するスポーツ栄養理論に基づくサポートプロジェクトに参加し、トレーニングも含めた全面的なバックアップを受けている。

さらに今大会は、もう1人のホステスプロが出場していることはあまり知られていない。プロ4年目、21歳の木戸愛。今年10月からシーズン終了までの短期間ながら、ウイダーと契約を締結。ウイダー製品の提供、東京都港区にあるトレーニングラボの使用などの部分的なサポートを受けている。今月の「SANKYOレディース」(7日~)から、木戸はウイダーのロゴが入ったウエアを着用している。

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これまでツアー未勝利、シード権も手にしていない木戸にとって、これが初めてのホステス大会。今朝も関係者から「頑張ってね」と声をかけられ、スタートホールではホステスプロの紹介アナウンス。さすがにスタートでは「緊張しました」と振り返るが、「その緊張感を楽しむことができました」と話すあたり、大物の片鱗を感じさせる。「2人についていこうと思った」というラウンド内容も、3バーディ、3ボギーのイーブンパー。首位に4打差の17位タイと、堂々たるものだ。

有村や宮里と比べれば実績の面で劣る感は否めないが、ツアー初勝利も期待される若手の有望株。今季は24試合に出場し、賞金ランキング45位と、初シードも現実味を帯びてきた。遠目から見てもそれと分かる、身長172センチの日本人離れしたスラリとした体躯。成績も安定しはじめ、人気・実力ともに一気にブレイクの予感も漂い始めている。シードを確保し、今後も活躍を続ければ、多くの契約が舞い込んでくることだろう。その第一歩を踏み出した今週、宮里と有村をしのぐ番狂わせが起きるなんてことも・・・。そんな想像をさせてくれる、将来がとても楽しみな21歳だ。(千葉県市原市/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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2011年 樋口久子 森永製菓ウイダーレディス



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