2013/06/05PGAコラム
クーチャー、かつての苦闘は過去の記憶に
これまで運と名声に縁のなかったマット・クーチャーは今になってその両方を手にしそうだ。このような事は、クーチャーのように自分の達成可能なゴールを定め、辛抱強く忍耐力のある選手に起こりえる事だ。クーチャーはプロになってしばらくの間、調子の善し悪しに関わらずバランスよくプレーできる選手だったと言える。
34歳と年齢的にも熟した時期を過ごすクーチャーは、先週のザ・メモリアルトーナメントを276打の12アンダーで終え、2位に2打差での優勝を飾った後、ジャック・ニクラスの横に座っていた。
クーチャーにとって、先週の優勝は今シーズン自身2度目の優勝で、プロに転向して6度目、過去5年間で5度目の優勝となった。...