2019/07/10佐藤信人の視点~勝者と敗者~
国内メジャー第2戦「日本プロゴルフ選手権」は、石川遼選手の3季ぶり復活優勝にわきました。初日の中止で最終日に2ラウンド分を回り、ハン・ジュンゴン選手(韓国)をプレーオフ1ホール目で下しました。手に汗握る2人の勝負はわずかな差が明暗を分けました。
最終ラウンドの16番で石川選手はバーディを奪い、首位にいたハン選手に2打差に迫って優勝に望みをつなぎました。続く17番(パー3/206yd)は先にティショットを打ち、グリーン右サイドをキャッチ。ここで続くハン選手は6Iを選びます。手前の池を避けるため、少し長めのクラブ選択です。奥も嫌い、距離を合わせるように打ちましたが、ふけるように飛んだボールはグリー...