2001/07/28国内女子

韓国の金が首位キープ。台湾の呂が追い上げてきた

ゴルフ5レディス2日目。午前中はしとしと雨が降っていたが、午後には止み日差しが出た。そして今回のラフはとても深く、各選手スコアメイクに苦しむ場面も多く見られた。 初日67で単独首位に立った金愛淑は、ボギーを3つ叩いたが、要所でバーディを奪いイーブンでのラウンド。初日の5アンダーをキープし、2位との差を3ストロークに広げた。「今日はパープレー。これには満足しています。今日ボギーのホールは、やっぱりラフに入ってしまい、ラフに入るともうアプローチも寄らず入らずになってしまう。チャンスで入らなくても我慢して、がまんしてという事で行けば何とかなるのでは。コツコツやっているものを重ねていってやるしかないと...
2001/07/27国内女子

一週間ぶり、金愛淑が初日単独トップだ

ゴルフ5レディス初日。首位に立ったのは先々週の東洋水産レディスの初日同様、韓国の金愛淑だった。金はショットの調子が良く、ピンそばにつけるショットを連発。バーディを6つ奪い5アンダーまで伸ばした。 「今シーズン初日良くて、2日目悪いケースが多い。今回はショットもパットもいいので、なんとか3日間続けられればいいですね。でも、楽に3日間やらせてくれるはずはないよ思ってます」 金に1打差、4アンダーで単独2位には、プロ入り4年目の有田由香。女子ツアーもこの試合からシーズンの後半戦に入り、予選会優先順位で出場選手の顔ぶれが大きく入れ替わった。有田は前半戦の出場資格がなかったが、後期の予選会で33位に入り...
2001/07/15国内女子

天沼知恵子が全英出場に弾みをつけるシーズン2勝目。賞金もトップに

最終日も大きくスコアを伸ばす選手はいなかった。2日目に抜け出した天沼知恵子も、2番をボギーにすると、どこか落ち着きのないような崩れる気配を感じさせた。しかし、4番では7メートルのバーディパットを決めるなど、要所で踏ん張った。 しかし、15番パー5でこの日3つ目のボギーを叩き3アンダーにすると、2位の木村敏美とは1打差になってしまった。「本当に苦しかった。この1打をどう考えるか、まだ、1打あると考えようとした。ずっとフェアウェイを歩いているときも、つぶやきながら自分に『1打ある』と言いきかせて行きました」 このプレッシャーを跳ね除け17番パー3ではピンに絡むようなショットを放ち、バーディを奪った...
2001/07/14国内女子

針効果!? 天沼知恵子が4アンダーで飛び出した!

初日に続き、この日の通算でのアンダーは1人だけ、イーブンパーの2位からスタートした天沼知恵子が6バーディ、2ボギーの4アンダーで単独首位に立った。1番ホールをバーディでスタートした天沼は、前半で3つ伸ばし、後半は13、14番で連続バーディを奪い5アンダーまで伸ばした。しかし、16番ではセカンドショットを左に引っ掛けてグリーンを外すと、アプローチもピンに寄らず、この日2つ目のボギーを叩いてしまった。 「15番ホールから18番はピンチの連続でしたね。上がりの4ホールはやっぱり難しい。2日間ショットはいいほう。昨日、今日といいイメージのままで回れていると思う。今週は痛めた首に針を打ってもらってラウン...
2001/07/13国内女子

唯一のアンダーパーで金愛淑が単独トップ

初日は風の影響もあり、各選手スコアを伸ばせずアンダーパーで回ったのは金愛淑だけだった。3週間ぶりの試合に、感が戻らず苦しんだ選手も多い。 単独トップに立った金は「今日は全体的に風にまどわされないゴルフだったので、いいスコアになりなしたね。どうしてもグリーンに乗せようとか、こぼれると難しいとか考えずに、風を利用してグリーンオンさせようとしたのがうまくいった」 「勝ちにこだわるよりも、今はスコアに関係なくゴルフが楽しくなりましたね。年のせいかな(笑)。前みたいに苦しくなくなりましたね」金は5バ-ディを奪いご機嫌でインタビューに応えた。 イーブンパーは天沼知恵子と大城あかねの2人。4月のカトキチクイ...
2001/06/24国内女子

勝負どころでバーディを奪った米山みどりが2週連続優勝

フリスキー大阪女子オープン最終日。先週優勝している米山みどりが2日目に首位に立ち、勢いでそのまま優勝するかと思われたが、優勝争いは終盤までもつれた。 この日スコアを伸ばした山田かよが4アンダーでフィニッシュ。最終組の米山を待つ状態となった。初日76を叩き72位と出遅れた山田は、昨日と同じ68でのラウンドで一気に単独2位に浮上した。 そして最終組の米山は16番ホールでピン手前約1メートルにつけると、バーディで5アンダーで1歩リードを奪ったが、続く17番では2打目がグリーンをショート、ピンハイからのパーパットを外し4アンダーの山田と並んだ。 プレーオフになりそうな雰囲気を払拭したのが、最終ホールで...
2001/06/23国内女子

米山みどりが単独首位。2週連続優勝に王手

フリスキー大阪女子オープン2日目。先週のアピタ・サークルKで今シーズン1勝目を上げた米山みどりが、優勝した余裕なのか”攻めのゴルフ”でスコアを1つ伸ばし4アンダーで単独首位に立った。 「今日は無理しなくてもいい所で無理したような気がする。逃げなかっただけいいと思います。後半の方がショットがよくついたんですが、そんなに前半も悪いゴルフじゃないんですけど無理をしてる分ボギーに繋がったと思います」 前半の5、6番ホールは無理をして連続ボギーとなったが、後半は2つのパー5できっちりバーディを奪うなどスコアを伸ばして来た。「先週のようにプレーできれば、それでいいと思います」 1打差の3アンダー2位には...
2001/06/22国内女子

村井真由美が首位。2位には米山みどりが連勝を狙う。

初日トップに立ったのはショットが好調の村井真由美。7バーディ、2ボギーで5アンダー、2位に2打差をつけて飛び出した。 「今日はショットがつきましたし、パターがひと転がりで入った、という感じです。ディボットにも入りかけて入らなかったとか、ツイてましたね。これだけバーディが出ると気持ちいいですね。久しぶりですもんね。」 そして、2打差の単独2位には、先週アピタ・サークルK・サンクスレディスで優勝した米山みどりが続いている。連続ボギーからスタートした米山だが、その後はバーディを重ね終盤4ホールでは3バーディでのフィニッシュとなり3アンダーまで伸ばした。 「前半、フェアウェイからのショットがフライ...
2001/06/17国内女子

米山みどり独走!2位に9打差をつけてツアー3勝目をあげた。

最終日を2位4打差で迎えた米山みどりは、2番で1メートルのパーパットを外し、3パットでボギーとしてしまった。このホールで同じく最終組でまわる高村亜紀がバーディを奪いその差は2つに縮まった。先週のサントリーレディスに欠場した高村は、その前週まで2週連続優勝中。この試合に勝てば自身としての3週連続優勝となるのだが、この後はスコアを伸ばすことができなかった。 一方、2番のボギーで崩れるかと思われた米山は、続く3番では6メートルのバーディパットをネジ込み、周囲に隙を見せなかった。7、8番でバーディを奪った米山は独走態勢に入った。後半もスコアを伸ばし、難しい最終の18番でも2メートルのバーディパットを沈...
2001/06/16国内女子

米山みどりが7試合ぶりの予選通過をトップで切り抜けた。

2日目にスコアを大きく伸ばしたのはプロ4年目の米山みどり。昨年、一昨年と1勝づつあげ、賞金ランキングを2年連続一桁をキープする米山は若手有望株として期待も大きい。しかし、今シーズンは持ち前のショットが安定せず先週まで6試合連続で予選落ちをしていた。 「予選落ちが続いている間、スイングのリズムを変えたり、クラブを替えました。去年のスイングと今年のスイングは自分の中では違っていて、同じフェードでも、去年のはカットが強い打ち方でした。だから今やっているスイングは多少左に行ってもゆるせるんです」 2、3番とピンに絡むショットを放ちバーディを奪った米山は、8、9番でも連続バーディを奪うなど、6アンダー、...
2001/06/15国内女子

小野香子が頚椎ヘルニアを克服し首位に立った。

初日トップに立ったのは首を痛め、約1ヵ月ぶりの試合復帰となった小野香子。「今日は痛みという痛みはなかったんですけど、雨ということもあって重い感じがしました」 「今日はボギーを打ちそうなピンチがあったんですけど、1ピンくらいのパットが2、3度入ったのが大きかったです」小野は4バーディ、ノーボギーで2位に1打差の単独首位になった。 3アンダーの単独2位には大城あかね。4バーディ、1ボギーで最終18番ホールを迎えた大城は、約38ヤードのバーディパットを残したが、2パットで凌いだ。 首位の小野から2打差の3位には大場美智恵、高村亜紀といった今シーズン2勝している2人が入っている。先週行われたサントリー...
2001/06/10国内女子

服部道子が逃げきって通算14勝目を飾った。

大会最終日、3日目に首位に立った服部道子と1打差で追う山田かよの一騎打ちとなった。服部は3番パー3でバーディを奪ったが、4番でボギーを叩くと6番、9番でもボギー。9番でバーディを奪った山田が逆転し首位に立った。 後半に入るとバーディ合戦になり、14番ホールで服部がバーディを奪い再び8アンダー首位で並んだ。そして決着は最終18番ホールに持ち込まれた。 ティショットは互いにフェアウウェイをキープしたが、セカンドショットをピン手前2.5メートルに寄せた服部に対し、山田は右サイドのバンカーに入れてしまい、寄らず入らずのボギーにしてしまった。これで楽になった服部はバーディパットを沈め、1年8ヵ月ぶりにツ...
2001/06/09国内女子

服部道子が伸ばせず混戦に。山田かよが1打差で追う。

大会3日目、決勝ラウンドに入り再び混戦状態となった。9アンダー単独首位の服部道子はアイアンの距離感が合わず、ダブルボギーを2つ叩くなど、スコアを落としてしまった。 「今週の目標はしっかりインパクトまで振りぬいていくことでしたので、それ程落ち込んではいません。たまたま結果ダブルボギーになっちゃった、という感じです。バタバタしましたので1日長かったですけどね」 そして、4アンダー2位グループからスタートした山田かよがスコアを伸ばした。「皆あまりスコアが伸びていなかったので、ピンの位置が難しいんだな、と思いながら丁寧に1ホール1ホールやっていました。3日間でショット、パットとも今日が一番良かったです...
2002/07/05国内女子

休養十分の呂曉娟が6アンダーで単独首位に立った

今年で2回目の開催となるベルーナレディースカップゴルフトーナメントが開幕。初日の天候は、曇りだが風も穏やかで、スコアメイクには絶好の日となった。 首位に立ったのは台湾出身の呂曉娟(ロシャウチェン)。前半を4バーディ、後半も2バーディを稼ぎ、ノーボギーでトータル6アンダーとした。先々週の試合を休んで故郷に帰省していた呂曉娟。これは2週間ぶりの実戦となるが、リフレッシュが効を奏したようだ。 「今日はパターの調子が良くて、かなり入った。このコースはまあまあ好き。今年から使用していたアイアンが合わなかったので、昨年優勝した時のクラブに戻したのが良かった。どうなるか分からないが、あと2日間頑張る」 ...
2001/06/08国内女子

服部道子が実力発揮!6ストローク伸ばして単独首位に踊り出た。

大会2日目、1998年賞金女王の服部道子が6バーディを奪い9アンダーで単独首位に立った。2番パー5で1.5メートルのバーディパットを確実に沈めると、4番まで3連続バーディ。後半も16、17番で連続バーディを奪った。 「今日はひと言でいえば、思い切りの良いゴルフが18ホール最後までやれたと思います。久々のトーナメントリーダーは気分がいいことは確かなんですが、残り2日、自分の仕事というか、自分の思ったことをしっかりやりたいと思います」 初日7アンダーの小俣奈三香はスコアを3つ落とし、4アンダーの2位グループに後退。10番ホールからスタートした小俣は「11番のバーディで、昨日の調子が続くかな、と自...
2001/06/07国内女子

小俣奈三香が7アンダーで飛び出した。

初日トップに立ったのはプロ入り2年目の小俣奈三香。7アンダーで2位以下に4打差をつけて飛び出した。 「今日はパーオンを逃したホールはありませんでした。7アンダーは上がってビックリ、という感じです。やっている内は集中していたんで、一打一打と思ってやりました」これまでのベストスコアは試合で67、プライベートで66という小俣は初めて65をマークした。 父親がコーチという環境で育った小俣は、昨年米国の2部ツアー(フューチャーズ)に出場していた。そしてコーチ役の父親は現在、自信のシニアプロテストのため渡米中で、代わりに兄がキャディとして付き添っている。4日間と長い試合だが、このまま一気にスコアを伸ばす...
2001/06/03国内女子

また逆転! 高村亜紀が2週連続でツアー通算10勝目をあげた。

またしても混戦状態で迎えた最終日。今シーズンすでに2勝している大場美智恵だが、最終日を首位で迎えての優勝がない。その大場はスタートの1番でボギーを叩くと4番でも1つ落とし優勝争いから脱落してしまった。「今日は全部悪かったですね。昨日からショートパットの不安な感じがでちゃって・・・」という大場は次週サントリーレディスを休んで調整する予定だ。 そしてもう1人の首位、中島千尋は前半を1バーディで5アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、後半はスコアを崩し、スタート時の4アンダーでフィニッシュ。「今の自分の実力からすればあんなもの。というか実力以上は出せなかったですね。悔しいのは悔しいですけど、アンダー...
2001/06/02国内女子

中島千尋、大場美智恵が首位で並んだ。大場は逃げ切ることができるか!?

大会2日目。2位からスタートした中島千尋がスコアを1つ伸ばし首位に立った。「今日はまずまずという感じ。崩れなくて良かった」スコアを崩す選手が多い中、中島好調をキープしている。 「今回解説で来ている金谷多一郎プロにラウンド前にアドレスのチェックをしてもらいました」金谷プロへの恩返しは優勝することと言う中島は、最終日に金谷プロがレポーターとして見守る中、冷静にプレーすることができるか。 そして、中島と並んで首位には今シーズンすでに2勝を上げている大場美智恵。「今日は割りとチャンスについてました。短いの(パット)が 入らず、長いのが入ったという感じです」大場はパッティングのフォームで左右の体重分配を...
2001/06/01国内女子

中島千尋好調。首位はベテラン城戸富貴

初日はベテラン城戸富貴が67をマークして、2位に2打差をつけ単独トップに立った。追いかけるのは、3アンダー中島千尋・村井真由美の2人。ディフェンディングのチャンピオンの不動裕理は今週米国で行われる全米女子オープンに出場のため欠場している。 城戸富貴はボギーなしの5バーディ。効率よくスコアを稼いだ。「パターがよかった。先週もらったパターです。ショートパットが嫌いだったんですけど、安心して打てるというか・・」 面倒見のいい高又順に「ウー・スン」で打ちなさいとアドバイスされた。冗談のような話だが「ウースン」のテンポで打つと不思議に決まる。「ほんと、ウースン効果です」 今週も中島千尋が好調。ボギー2...
2001/05/06国内女子

強い! カリー・ウェブが貫祿6差の2連勝

ウェブとコークの戦いになるかと思われたが、ボギースタートの後、ウェブは4番5番6番と連続バーディ。優勝街道に不安はなかった。 我慢のコークは冴えがなく、終盤大きく崩れて結局は4アンダーフィニッシュ。終わってみればウェブに6打の差をつけられた。それにしてもやっぱり世界のウェブ。強い! カリー・ウェブは6バーディ、3ボギー。大きくグリーンオーバーさせた15番パー3ではダブルホギー、トータルでは71と決して上出来のラウンドではなかったが、他の選手が伸びてこなかった。「今日はまあまあのゴルフ。なかなかエンジンがかからなかった。でも途中でリードを奪ってからは一度も並ばれることがなかった。その面では満足...