1999/11/21国内男子
壮絶プレーオフにガルシア惜敗!
最終日は予想通りガルシア、ビヨーン、丸山茂樹のマッチレース展開だった。一進一退の末、やはりガルシア逃げきりかと思わせた大詰め18番、ガルシアの2オン狙いは失敗した。にわかに3人にチャンスの生まれたパット合戦だったが丸山茂樹が権利を失い、14アンダーで生き残ったのはガルシアとビヨーンの2人。15番から始まった壮絶プレーオフは延々18番ロングまでもつれこみ、ここでビヨーンが3打目をピタリ50センチにつけて決めた。
ガルシアがエル・ニーニョにふさわしく一人で暴れまくり、一人で幕を下ろしたような印象の残るダンロップフェニックス。栄冠を手にしたのは若さの10代ではなく成熟の28歳だった。
トーマス・ビ...