2007年 ザ・ホンダクラシック
期間:03/01〜03/04 場所:PGAナショナルGC(フロリダ州)
順位が大きく変動するムービングデイの3日目、単独首位は無名のM.ウィルソン!
フロリダ州にあるPGAナショナルGCで行なわれている、米国男子ツアー第9戦「ザ・ホンダクラシック」の3日目。上位陣のスコアが伸び悩む中、通算6アンダーまで伸ばしたマーク・ウィルソンが単独首位に立っている。
5位タイからスタートしたウィルソンは、3番でイーグルを奪うと続く4番でもバーディを奪取する好スタートを見せた。その後はバーディとボギーを繰り返す展開となったが、それでもこの日ベストスコアタイとなる「66」をマークして通算6アンダー。下部ツアーを含めても優勝経験がなく、昨年のクオリファイでも29位タイとギリギリの順位で今季のツアー出場権をつかんだ32歳のウィルソン。ツアーを制せば2年間のシード権が得られるとあり、明日の最終ラウンドは今後のプロ生活を左右する大きな分岐点となる。
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単独の2位には、10位タイからスタートしたブー・ウィークリーがウィルソンと同じく4つスコアを伸ばし、通算5アンダー。続く単独の3位には、ダニエル・チョプラ(スウェーデン)が通算4アンダーで追う。PGAレギュラーツアー未勝利の3人がトップ3に名を連ね、念願の初制覇をかけて明日の最終日を迎える。
また、ウィルソン、ウィークリー、チョプラ、チャーリー・ウィ(韓国)のいずれかが明日勝つと、PGAツアー通算200人目のネイションワイドツアー上がりの優勝者となる。
その他注目選手では、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)が通算1アンダーの7位タイに浮上。ジム・フューリックはこの日スコアを3つ落とし、通算3オーバーの31位タイに低迷。ディフェンディングチャンピオンのルーク・ドナルド(イングランド)も通算6オーバーの61位タイと下位に沈み、2連覇は絶望的となっている。