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2001年 ベルカナディアンオープン
期間:09/06〜09/09 場所:ロイヤル・モントリオールGC(カナダ)

ライダーカップ効果!? S.バープランクが逃げ切り優勝!

ベル カナディアンオープン最終日。2日目に63をマークし3日目に首位に立ったS.バープランクが、最終日も安定したゴルフで1年ぶりのツアー4勝目をあげた。

この日のバープランクは、数少ないチャンスを確実にモノにし、15番ホールを終えて4ストローク伸ばした。しかし、16番ではダブルボギーを叩き、追って来るB.エステスとの差は1つとなった。しかし、17番パー3でピン手前3メートルにつけ、快心のバーディを奪った。3週間後に控えた米国、欧州ツアーのチーム戦「ライダーカップ」にキャプテンのC.ストレンジの推薦で初出場が決まっているだけに、この1勝で米国代表としての自信もついただろう。

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そのバープランクは幼少の頃から糖尿病と戦い、現在も血糖値を下げるインシュリンは手放せないということで、ラウンド中も腰に薬ケースを備え付けてラウンドをしているのだ。また、昨年8月のレノタホオープン以来のツアー4勝目となるのだが、前回の優勝まではなんと12年もブランクが空くほど苦労をしていた選手なのだ。

2位にはB.エステスとJ.シンドラーが11アンダーで並び、単独4位にはJ.デーリーが10アンダーで入っている。初日66をマークし好スタートをきり、先週の欧州ツアーに続いて2週連続優勝もあるかと思われたデーリーだが、2日目に崩れてしまった。しかし、今年のデーリーはそのままでは終らず、3日目に64の6アンダーで再び浮上すると、この最終日にもスコアを伸ばしてきた。米ツアーでも優勝する日が近いのかも知れない。

そして、ディフェンディングチャンピオンのT.ウッズは、初日5アンダーで首位に立ちながら、その後はなりを潜めてしまった。最終日も1アンダーで通算4アンダーの23位と平凡な成績で終ってしまった。

また、3日目でウッズと並び3アンダー29位につけ、最終日の巻き返しを期待した横尾要は、3オーバーと崩れ、通算イーブンパーの52位に後退してしまった。この大会前に賞金ランキング132位の横尾は125位までのシード権を獲得するために、今後の試合でも予選通過をするのが必須条件となりそうだ。

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