今週の石川遼最新スイング(ドライバーからパッティングまで)
2013年 ファーマーズ・インシュランスオープン
期間:01/24〜01/27 場所:トーレパインズGC(サウス、ノースコース)(カリフォルニア州)
B.スネデカーが連覇に向け好発進!遼、タイガーは20位T
◇米国男子◇ファーマーズ・インシュランスオープン 初日◇トーレパインズGC(カリフォルニア州)◇7,569ヤード(パー72)
ノースコースとサウスコースの両18ホールをラウンドする予選ラウンド初日、ノースコースをラウンドした昨年覇者のブラント・スネデカーが、7アンダーでホールアウト。韓国のチェ・キョンジュと並び首位にたち、連覇に向け好発進をきっている。
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今季からツアーメンバーとして主戦場を移した石川遼の2戦目。初戦は予選落ちを喫したが、この日はノースコースをラウンドし、4アンダーの「68」をマークして20位タイの好位置で初日をホールアウトしている。そのほかタイガー・ウッズはサウスコースをラウンドし、同じく4アンダーの20位タイ。
首位と1打差の3位タイにはジョシュ・チーター、マイク・ウィアー(カナダ)、チャールズ・ハウエルIIIら8選手が並んでいる。
<フェデックスカップ王者が首位タイスタート>
昨年大会は最終日最終ホールを迎えるまで単独首位を走っていたカイル・スタンリーを、プレーオフで下したスネデカー。フェデックスカップ王者として迎えた今大会で、好発進を見せた。ノース、サウスの両コースをプレーする予選ラウンド。比較的難易度の低いノースコースで前半16番からの4連続を含む7バーディをマークし、チェ・キョンジュと並んでトップの座をものにした。「素晴らしいスタートだね。連覇に向けて絶好のところだ。ショットも良かったしミスも少なかった。ミスしたところではパターが活躍してくれた」
パッティングの名手は「ここではタッチもよく合うし、ラインもよく読めるんだ」と言う。前身大会から過去6勝、また同コースで開催された2008年の「全米オープン」も制したタイガー・ウッズが注目される中、「彼は僕がツアーで勝った数(通算4勝)よりも多く、ここで優勝しているんだ。彼がこのコースをよく知っているのは当然だよ。ただ、僕と似ているのはこのグリーンにすごく相性が良いということ」と、自信も見せる。一方で「僕が心配しなきゃいけない選手は(出場全選手から自分を除いた)155人もいるんだからね」と冷静だ。
2日目以降は難易度の高いサウスコースでのプレーが続く。「今日は素晴らしい日だったけど、まだ3ラウンドあることは分かっている。それにここからは難しいコースに入るからね。喜んでばかりはいられないよ」。ロケットスタートの勢いは、距離も長く、トラップも多い難セッティングの中でもキープされるか。