3アンダーの岡茂洋雄「2年連続で“ヒロオ”が…」
2002年 タンパベイクラシック
期間:09/19〜09/22 場所:イニスブルックリゾート・コパーヘッドコース(フロリダ州)
韓国の崔京周が首位をキープ。田中秀道も6位に浮上してきた!
米国男子ツアー「タンパベイクラシック」の2日目。初日の悪天候によるサスペンデッドの影響で、この日も進行が大幅に遅れ、全員がホールアウトすることは出来なかった。
初日8アンダーをマークして単独首位に立った韓国の崔京周が、ボギーを3つ叩きながらもバーディを6つ奪って3ストローク伸ばした。通算11アンダー、2位に2打差をつけて首位をキープしている。
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9アンダー2位には、同じく3ストローク伸ばしたR.パンプリング。8アンダー3位にはP.ペレスが4ストローク伸ばして5位から浮上してきた。ペレスは16番ホールを終えたところで、この日のラウンドを終えた。明日早朝から残り2ホールを消化し、第3ラウンドに入る予定だ。
上位陣でスコアを伸ばせなかったのは、初日3位のビリー・アンドレードだけ。先週の雪辱に燃えるアンドレードが、決勝ラウンドで再びスコアを伸ばしてくるか注目される。そして、アンドレードと同じ5アンダー6位は日本の田中秀道が浮上してきた。
2アンダー14位からスタートした田中は、初日同様スタートホールで幸先の良いバーディを奪った。しかし、この日もボギーを2つ叩き、なかなか勢いに乗れなかったが、最終18番をバーディフィニッシュ。明日につながるいい形でホールアウトすることができた。先週自己最高の7位をマークしたが、今週はさらに上位が狙える位置にきている。
5ヵ月ぶりのツアー復帰を果たした18歳のタイ・トライオンは、初日2オーバー86位と出遅れた。しかし2日目、前半からバーディを積み重ね、13番ホールを終了して3アンダーまで伸ばしてきた。
また、トライオンと同じ組でラウンドしているケーシー・マーチンはスコアを崩し予選通過が厳しい状況になっている。マーチンといえば、先天性歩行障害を持つプロゴルファーとして、唯一乗用カートの使用が許可されている選手。現在予想される予選通過ラインは1オーバー。現在4オーバーのマーチンは、残り5ホールで3ストローク以上伸ばさなければならない。