タイガー・ウッズ 復活の軌跡
2002年 ビュイックオープン
期間:08/08〜08/11 場所:ワーウィックヒルズ G&CC(ミシガン州)
タイガーが今季最少スコアをマークし単独首位に立った
米国男子ツアー「ビュイック・オープン」2日目。タイガー・ウッズが今季最少スコアとなる63をマークし、トータル14アンダーで2位に4打差をつけ単独首位に立った。2日目にして早くも一人旅の状態となっている。
「勝つためにはバーディを取らなければ話にならない。『70くらいで回れば予選通過はどうにかなる』なんて考えていたら、その時点で負けを認めたことになる。自分は常に上を目指して戦っている。今日は思い通りにショットができたので一日楽しめた。全米プロのウォームアップと考えて、この試合に出ているわけではない。それは練習場ですることだ。どの試合でも、勝つために出場している」
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ウッズが2日目を終えて首位に立った時の成績は、19回中、15回勝利を収めている。自信に溢れたコメントを残すタイガーに、死角はなさそうだ。
2位にはJ.J.ヘンリーとS.バープランクの2人が10アンダーで並んでいる。そして9アンダーの集団にはK.ジョーンズ、P.ベイツ、R.パンプリング、G.デイ、E.トレド、C.フランコらがいる。この全員が今季不調で、現在賞金ランク95位から133位の間にいる選手たちばかりだ。この試合で勢いづく選手が出るか注目だ。
気になる日本勢だが、横尾要が1アンダー、83位タイ。田中秀道が1オーバー107位タイで両者とも予選落ちした。横尾は69で回り、初日の遅れを取り戻したが1打足りなかった。田中は、初日3アンダーとまずまずの出だしを切ったが、この日は耐えることが出来ず2バーディ、6ボギーと崩れた。
試合は、142トータルストロークの2アンダー、64位タイまでの82名が決勝ラウンドに進出した。