タイガーの、タイガーによる、タイガーのため(?)の「AT&Tナショナル」
2002年 ジ・インターナショナル
期間:08/01〜08/04 場所:キャッスルパインズGC(コロラド州)
マスターズ記録を持つS.ペイトが単独首位に立った
米国男子ツアー「ジ・インターナショナル」初日。ポイントシステムが採用されている今大会では、より攻撃的なゴルフが勝利に結びつく。この中で初日トップに立ったのはスティーブ・ペイトだ。
ペイトは前半からバーディが先行し、結局1イーグル、4バーディ、2ボギーで11ポイントを獲得。2位に1ポイント差をつけ単独首位に立った。ペイトは、99年のマスターズで7連続バーディを記録するなど爆発力が売り物の選手。その攻撃性が功を奏した。
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全英オープンを制したアーニー・エルスは、6バーディ、4ボギーで8ポイントを獲得。9位タイとまずまずの出だしだ。また本大会で唯一2勝を挙げているフィル・ミケルソンは、-2ポイントと出遅れた。
日本勢は、田中秀道が3バーディ、6ボギーでトータル0ポイントを獲得し78位。そして横尾要が-5ポイントで127位と大乱調。10番ホールからスタートした横尾は、11番でダブルボギー、12番でボギーとマイナスポイントが先行する苦しい出だしとなり、最初の9ホールで-3ポイント。後半も1バーディ4ボギーとドタバタのラウンドとなった。この日はショットにキレがなく、パーオンしたホールは7つだけだった。バーディ合戦となるこの試合形式では、パーオン率アップが勝利の絶対条件。明日以降の2人の活躍に期待したい。
※この大会はステーブルフォード方式が採用されている。イーグルは5ポイント、バーディは2ポイント、パーは0ポイント、ボギーは-1ポイント、ダブルボギー以上は全て-3ポイントで計算され、その合計ポイントを競う。
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