「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」歴史を振り返る
2002年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ
期間:01/31〜02/03 場所:ペブルビーチゴルフリンクス他(カリフォルニア州)
T.ウッズ、D.ラブIIIに続き、今年も大逆転劇が見られるのか!?
米国男子ツアー「AT&T ペブルビーチナショナル プロアマ」が1月31日(木)から2月3日(日)まで、カリフォルニア州のペブルビーチゴルフリンクスなどで開催される。
この大会はペブルビーチをメイン会場に、予選3ラウンドをプロ2名にアマチュアが加わって3コースで行われる。昨年はD.ラブIIIが、最終日に前半から7連続バーディと猛チャージで63をマーク。最終日を首位で迎えたP.ミケルソンとは7打差あったのだが、見事な大逆転でツアー14勝目をあげた。
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その1年前、2000年大会ではT.ウッズが、やはり最終日に5打差をひっくり返しての優勝と、この大会は最後まで気の抜けない試合が続いている。
昨年のウッズは、初日に好スタートを切りながら、2日目、そしてチャージをかけたい最終日にスコアを伸ばせず13位に終わった。一昨年の全米オープンを含め、ペブルビーチとの相性もいいウッズが、シーズン1勝目を狙い出場する。
予選ラウンドでウッズと組むのは、親友のM.オメーラ。通常のトーナメント練習日にもいつも一緒に回っている仲だ。組み合わせで注目されるのが、ディフェンディンチャンピオンのD.ラブIIIとF.カプルス。ウッズ、D.デュバル、P.ミケルソンらが出現する前の時代を支えた人気プレーヤーのコンビだ。中堅を越え、ベテラン組になってきた2人だが、相変わらずファンは多い。
また、今シーズンすでに1勝を上げているミケルソンが、同じくサウスポーのM.ウィアとラウンドする。すっかり安定感の出てきたウィアと、好調のミケルソン、2人のレフティ対決は見ごたえ充分だ。
今週の日本勢は田中秀道のみが出場。レギュラーツアー初戦のソニーオープンでホールインワンを達成し17位に入った田中には、先週の横尾の活躍に続いてもらいたい。なお、先週のフェニックスオープンで自己最高の2位タイに入り、賞金ランキング10位にジャンプアップした横尾要は、一時的に日本に戻ってきている。