選手コメント/ソニーオープンinハワイ2日目
2002年 ソニーオープンinハワイ
期間:01/10〜01/13 場所:ワイアラエカントリークラブ(ハワイ州)
丸山、藤田、田中が決勝にコマを進めた
ハワイ州ワイアラエCCで開催されているソニー・オープンの2日目。初日の強い風は少し穏やかになり、スコアが大きく動いた。この日最もスコアを伸ばしたは、8アンダー62をマークしたJ.クックとC.ハウエルIIIの2人。
4アンダー3位タイからスタートしたJ.クックは10番ホールからスタートし、順調にスコアを伸ばした。そして18番ホールでは、前日同様イーグルを奪いさらに勢いに乗った。後半もバーディを3つ奪い12アンダーと抜け出した。4つあるパー3全てでバーディ、アイアンが絶好調のようだ。
<< 下に続く >>
同じく8アンダーをマークしたハウエルは米ツアーの中でも若手最注目選手の一人。昨年初優勝のチャンスがあったが、丸山茂樹にプレイオフで敗れている。初日2オーバーと出遅れたハウエルだったが、スタートからバーディを奪いその後は幾度となく惜しいバーディチャンスを逃した。しかし、後半11番から5連続バーディ、最終18番でもスコアを伸ばし後半は6アンダー29でのラウンドとなった。
日本勢は丸山茂樹がこの日4ストローク伸ばし、通算4アンダー23位、藤田寛之、田中秀道がイーブンパー61位で予選を通過した。初日7番パー3で幸先の良いホールインワンを達成した田中は、この日もバーディを奪い得意なホールとなった。
遅い時間のスタートとなった藤田と田中は、予選通過ラインをぎりぎりで通過した。
初日5オーバーと大きく出遅れた深堀圭一郎は、5つのバーディを奪うチャージを見せ2オーバーまでスコアを伸ばしたが、惜しくも予選落ちとなった。また、横田真一、横尾要、近藤智弘、そして途中まで調子が良かった宮本勝昌もスコアを落とし予選落ちとなった。
先週の開幕戦で優勝したS.ガルシアは、初日1オーバーと少し出遅れたが、この日4ストローク伸ばし3アンダー32位まで浮上してきた。最終日に爆発力を発揮するガルシアが、明日3日目にどこまで順位を上げてくるか注目だ。