“ライの改善”ペナルティにD.ウォルドーフは・・・
2003年 FBRキャピタルオープン
期間:06/05〜06/08 場所:TPC at アベネル(メリーランド州)
D.デュバル復活!? 9バーディで2位に浮上!!
メリーランド州のTPC at アベネルで開催されている、米国男子ツアー第22戦『FBR キャピタルオープン』。上位陣は順調にスコアを伸ばしているが、この日も目玉はなんと言ってもデビッド・デュバルのバーディラッシュだった。
初日も3番ホールでのダブルボギーを挟み5連続バーディを奪ったデュバルだったが、それを上回る6つのボギーで3オーバー90位と出遅れていた。昨年以来不調に苦しむデュバルの復活を多くのファンが待ち望んでいるのが、その時がきたのかも知れない。
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10番ホールからスタートし、11番でバーディを奪い14番ホールからは目の覚めるような5ホール連続バーディ。後半も3つ伸ばす快進撃で一気に6アンダーの2位に浮上したのだ。2001年全英オープン以来のツアー優勝で完全復活をアピールしたいところだ。
首位はこの日5ストローク伸ばしたローリー・サバティーニ。2日連続でインコースの後半にスコアを崩しているのが気になるが、2位に2打差の8アンダーまで伸ばした。持ち前の飛距離でガンガン責めてくるサバティーニのゴルフは健在。3日目以降もスコアを伸ばすか注目だ。
日本からは田中秀道、横尾要、久保谷健一と貞方章男の4人が出場していたが、予選を通過したのは田中秀道だけ。今週、全米オープンの最終予選を通過した田中だけが、好調なゴルフを維持し、他の3人にとっては、予選会とこの試合を駈けずり回ったが、辛い一週間になってしまった。
初日2アンダー11位と好スタートを切った田中だが、この日は5バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容だった。次週の全米オープンに向けても好調なゴルフを維持してもらいたい。