佐渡充高が簡単解説!初めてのPGAツアー【第三十回】
2003年 ベイヒルインビテーショナル
期間:03/20〜03/23 場所:ベイヒルGC&ロッジ(フロリダ州)
エルス爆発!!タイガーとの一騎打ちが見えてきた!
米国男子ツアー第11戦「ベイヒルインビテーショナル」の2日目。朝から天候が荒れ、スタート時間が大幅に遅れた。そして、第2ラウンドをホールアウトできたのは、午前中にスタートした半数の選手だけ。日没サスペンデッドになったのだ。
この日最もスコアを伸ばしたのは、米ツアーで今シーズン3勝目を狙うアーニー・エルスだった。初日2オーバー42位と出遅れたエルスだが、初日もショット事態は悪くなかった。ツキにも恵まれずスコアを伸ばせなかったが、この日は開幕当初のエルスのゴルフが全開。
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10番スタートからスタートしたエルスは、いきなり4連続バーディを奪った。その後パーセーブが続いたが、後半も3つのバーディを奪い7ストローク伸ばした。エルスがホールアウトした時点では、リーダーボードの一番上に名前を掲げていた。
しかし、そのエルスを1つ上回って2日目のラウンドを終えたのがアーロン・バデリーだった。 初日3アンダーの好スタートを切ったバデリーは、エルスと同じように連続バーディでスタートした。3番目の12番ホールを終えて6アンダー、勢いに乗ったが、この時点で日没となってしまった。エルスにはソニーオープンで借りがあるだけに、今週はリベンジを狙う。
そして、今大会4連覇を狙うタイガー・ウッズだが、10番ホールからスタートして7ホールを終了。4つのバーディを奪ったが、ボギーも2つ叩き4アンダー止まり。仕切りなおして、明日残りのホールでどこまで伸ばしてくるかが楽しみだ。
今週日本勢で唯一の出場となった丸山茂樹は、苦しいラウンドを強いられている。初日に3連続ダブルボギーを叩くなど9オーバーと出遅れ、この日は6ホール終了して2バーディ、2ボギー。順位は5つ上がったが110位。まだまだ消化ホール数はあるが、現在の予選通過ラインは3オーバーぐらいと見られているため、決勝ラウンド進出は難しそうだ。