T.ウッズ 優勝インタビュー/ベイヒルインビテーショナル
2003年 ベイヒルインビテーショナル
期間:03/20〜03/23 場所:ベイヒルGC&ロッジ(フロリダ州)
タイガー11打差!余裕? 貫禄の大会4連覇達成!!
米国男子ツアー第11戦「ベイヒルインビテーショナル」が、フロリダ州オーランドにあるベイヒルクラブ&ロッジで開催された。ディフェンディングチャンピオンのタイガー・ウッズが通算19アンダーで優勝。PGAツアー史上3人目の同一大会4連覇を達成した。
最終日は朝から雨が降り止まず、フェアウェイに水溜りができてしまうほどの悪コンディションになった。そして、3日目に2位に5打差をつけて単独首位に立ったタイガーだが、体調も優れない状態で闘い続けた。
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朝食ものどを通らず、ラウンド中もショットを待つ間には座り込むシーンが何度も見られた。しかし、他の選手がスコアを崩していく中、タイガーは1イーグル、2バーディと確実にスコアを伸ばした。決勝ラウンドをノーボギーでラウンドし、2位に11打差をつける圧勝だった。これでシーズン3勝目、賞金ランキングでも定位置のトップに踊り出た。
8アンダーで2位になったのは、K.トリプレット、B.ファクソン、K.ペリー、S.シンクの4人。激しい雨の難しいコンディションでは、タイガーを追いかけることができず、自分のスコアを維持することが精一杯だった。
さらに1打差の7アンダー単独6位には、オーストラリアのアーロン・バデリーが入っている。今シーズンから米ツアーに本格参戦しているバデリーだが、トップ10入りは今シーズン2度目。初優勝まであと一歩という感じだ。
また、バデリーと似ていると言われる18歳のタイ・トライオンが初のトップ10フィニッシュを見せている。2日目に67をマークして上位に上がってきたトライオンだが、3日目に74を叩き28位へ後退。しかし、最終日に再び60台をマークして10位に食い込んだ。
大会前、タイガー対アーニー・エルスに誰もが注目した。しかし、2日目にエルスが上位に入り盛り上がったが、3日目以降はタイガーの1人舞台.逆にエルスはズルズルと順位を下げた。3日目がイーブンパーで最終日は77。イーブンパーの38位で終了した。