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2003年 ビュイックインビテーショナル
期間:02/13〜02/16 場所:トーレパインズGC(サウス、ノースコース)(カリフォルニア州)

タイガーの独走!復帰戦でいきなり優勝!!

米国男子ツアー第6戦「ビュイックインビテーショナル」が、カリフォルニア州ラホーヤにあるトーレパインズGCノースとサウスの2コースで開催された。この試合が2003シーズン最初の試合となるタイガー・ウッズが、通算16アンダーで優勝を飾った。

最終日を12アンダーの単独首位でスタートしたタイガーは、前半からバーディを奪い2位以下を引き離した。そして、勝利を決定付けたのは15番のバーディだった。ティショットを右サイドのラフに入れたが、セカンドショットでは目の前の木を避け低い球筋で、軽いドローボールを放った。糸を引くような弾道は、ピン奥4メートルにピタリと止まり、下りの難しいパッティングラインを読みきったタイガーは、バーディを奪いガッツポーズ。

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その後はパーセーブを繰り返し、最終18番もティショットは右サイドに入ったが、3打目でグリーンを捕らえた。惜しくもバーディは逃したが、難なくパーセーブ。左ひざ手術後の復帰戦が、ツアー通算35勝になった。

同じ最終組でラウンドし、逆転優勝を狙ったフィル・ミケルソンは、前半すべてパー。後半に入り11、12番ホールの連続ボギーで優勝争いから完全に脱落。続く13、14番を連続バーディで盛り返したが、10アンダーの4位タイでフィニッシュ。12アンダーの単独2位には、この日3ストローク伸ばしたC.ペターソン、3位にはB.ファクソンが集団を抜け出して上位につけた。

日本の丸山茂樹久保谷健一は3アンダー35位、同じ組でラウンドをした。スタートの1番ホールでバーディを奪った丸山茂樹は、4、5番で連続ボギーを叩いたが、その後2つのバーディを奪い通算4アンダーでフィニッシュ。最終日はスコアを落とす選手も多く、順位は21位まで上がった。

今シーズンから米ツアーに参戦している久保谷健一は、この試合が始めての決勝ラウンド。前日同様ボギーが先行スコアを落としてしまうが、終盤2つのバーディを奪い通算イーブンパーの50位で終了。今週は6名の日本人選手が出場していたが、田中秀道横尾要貞方章男と招待出場の今野康晴は、いづれも予選落ちとなっている。

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