名誉あるメルセデス選手権で欠場者続出・・・
2003年 メルセデス選手権
期間:01/09〜01/12 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
E.エルスがスコアを伸ばし17アンダーで単独首位。丸山は・・・
昨シーズンのチャンピオン36名が参加している米国ツアーの開幕戦「メルセデス選手権」の第2ラウンド。初日9アンダーで首位タイからスタートした南アフリカのアーニー・エルスが、17アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に立った。
今大会出場選手中、世界ランキング最上位のエルスが、その実力を遺憾なく発揮している。初日にイーグルを2つ奪い、この日もチップインイーグルを奪った。12番ではフェアウェイ右サイドのバンカーに捕まったが、セカンドショットでピン手前2メートルにつけバーディ。終始安定したスウィングでバーディを積み重ねている。
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3打差の2位にはB.エステス、さらに2打差の12アンダーに韓国の崔京周がつけている。そして、この日最もスコアを伸ばしたレティーフ・グーセンが11アンダーの4位に急浮上した。2年連続で欧州ツアーの賞金王になったグーセンだが、今シーズンは米ツアーにも積極的に参戦する予定だ。開幕戦からグーセンとエルスの南アフリカ勢が優勝争いを演じるのだろうか。
7アンダー6位からスタートした丸山茂樹は、10アンダーまで伸ばしたが、距離の短い14番パー4で今大会初めてのボギーを叩いた。そして続く15番パー5では悪夢が襲い掛かった。セカンドショットをフェアウェイ右サイドに運んだが、3打目のアプローチはグリーン手前の傾斜にかかり打った位置よりもさらに遠くまでボールが戻ってしまった。さらに続く4打目もわずかにグリーンに届かず、今度は足元に帰ってきてしまった。5打目でピン奥に乗せたが、ボギーパットが決まらずスタート時の7アンダーまで戻ってしまったのだ。 首位エルスとは9打差になってしまったが、明日以降天候しだいでは、まだ諦める差ではない。明日以降の巻き返しを期待しよう。