2005年 ベルカナディアンオープン
期間:09/08〜09/11 場所:ショーネシーG&CC(カナダ)
昨年盛り上げたV.シン、M.ウィアが出遅れる波乱の展開!田中42位、丸山55位
米国男子ツアー第37戦「ベルカナディアンオープン」が、カナダ、ショーネシーG&CCで開幕。初日、5アンダーでトップに並んだのが、ベテランのマーク・カルカベッキアと若手のルーカス・グローバーの2人。日本勢では田中秀道の1オーバー42位タイが最高位。丸山茂樹は2オーバーの55位タイと出遅れている。
この日は、ベテランと若手の2人が素晴らしいプレーを展開した。まず、円熟味溢れる45歳のカルカベッキアは、2つの連続バーディを含め、計6つのバーディを奪取。しかも1ボギーという安定感を見せて最高の滑り出しとなった。一方、25歳の若手グローバーも、8バーディ、1ボギー、1ダブルボギーと、やや出入りが激しい内容ではあったものの、終始勢いのあるプレーを続けており、明日以降が非常に楽しみだ。
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また、1打差の4アンダーで、単独3位につけているイェスパー・パーネビック(スウェーデン)や、3アンダーの4位タイグループにいるトッド・ハミルトンも好位置につけた。
そのほかの注目選手では、ディフェンディングチャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)が、怪我の影響もあってかスコアを伸ばせず、3オーバーの71位タイ。昨年、ビジェイとプレーオフの死闘を演じて、惜敗したマイク・ウィア(カナダ)も、1オーバーの42位タイと低迷している。
最後に日本勢だが、日本のエース丸山は、前半インコースで2バーディを奪い、一時は首位に立っていたが、後半ダブルボギーを叩くなど大きく崩れてしまい、2オーバーの55位タイでホールアウト。田中も、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと同じく出入りの激しい展開で、1オーバーの42位タイ。なお、谷原秀人は5オーバーの116位タイと大きく出遅れた。