「基本的に売っているもので」吉田優利 米女子ツアー初優勝のクラブセッティング
◇米国女子◇BMW女子選手権 最終日(25日)◇パインビーチGL(韓国)◇6784yd(パー72)
「もう打てないです、一生」と振り返った一打はPWで繰り出した。終盤17番(パー5)、吉田優利は米女子ツアー初勝利をガードバンカーからの第3打で手繰り寄せた。48yd先の旗竿を目がけ、「ピンの手前くらいに行けばいい」と腹を括ったショットは2mに付き、「完ぺきでした」という貴重なバーディに繋がった。
クラブは手に馴染むモデルを簡単には替えないタイプで、シーズン開幕当初からスイッチしたヘッドは5W(キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX →QUANTUM MAX)だけ。シーズン開始前に引っ張り出してきた、アマチュア時代から愛用のピン型パター(オデッセイ O-WORKS ブラック #2W)で待望の初白星をつかんだ。
ブリヂストンスポーツと長らく用具使用契約を結ぶ。「私自身、もともとクラブにはうるさくないんです」というのが自身の分析。重視するのがヘッドの顔で、ストレートでシャープな見た目が好み。2024年発売の「241CB アイアン」は、やや小ぶりな形状がイメージに合う。
メーカーにあらゆる要望を聞いてもらえそうなトッププロでありながら、「“私仕様”で作ってもらっているものはウェッジくらい。バウンスを落としてもらいました」と明かす。「あとは基本的にお店で売られているものをそのまま使っています。プロトタイプはいざという時に合わせられない可能性がある」。世界を飛び回る米ツアーでは荷物トラブルは日常茶飯事。商売道具が入ったバッグが、空港で手荒に扱われることが珍しくない。最悪の事態に陥った時も比較的容易にスペアを手に入れられる。
「ボール(ツアーB X)も売っているものがイイんです」。店頭で手に取った、以下のリストのギア、吉田の手にあるものと同じです。
<BMW女子選手権での吉田優利のギア>
ドライバー:ブリヂストンBX1ST(9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー NX グリーン(重さ50g台、硬さS)
グリップ:イオミック
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2 MAX(3番15度)、キャロウェイ QUANTUM MAX(5番18度)
シャフト:スピーダー エヌエックス グリーン(3番=50g台、S/5番=60g台、S)
ユーティリティ:テーラーメイド Qi35(4番22度、5番25度)
シャフト:USTマミヤ ATTAS EZ(75g、S)
アイアン:ブリヂストン 241CB(6番~PW)
シャフト:KBS ツアー 90(S)
ウェッジ:BRM2(48、52度)、BITING SPIN(58度)
シャフト:KBS ツアー 90(S)
パター:オデッセイ O-WORKS ブラック #2W