環境の違いものともせず 山下美夢有は3ツアー“5カ国で5勝”をマーク
◇米国女子◇メイバンク選手権 最終日(1日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)
山下美夢有が米女子ツアー2026年シーズン3勝目を大会連覇で飾った。メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を制した昨年の2勝を上回り通算5勝。今季3勝以上した選手は他に、ともに4勝のネリー・コルダとジーノ・ティティクル(タイ)だけだ。
米ツアーではミシガン州で行われた6月の「マイヤーLPGAクラシック」でロティ・ウォード(イングランド)とのプレーオフの末に、待望の米国での初勝利をマークした。8月のカナダのナショナルオープン「CPKC女子オープン」の白星は、2位の吉田優利に9打差をつける圧勝だった。
昨年、最終日に8打差を追いつき、三つどもえのプレーオフを1ホールで制したマレーシアでは逃げ切りで連覇。「どちらかというと追いかける方が好き」という言葉とは違い、後続に2打差をつける単独首位から最終日を5バーディ、1ボギー「68」で回った。
主戦ツアーでの3勝の他、山下は9月に一時帰国して日本女子ツアーのメジャー「ソニー日本女子プロ選手権」で吉澤柚月をプレーオフで破った。会場の片山津ゴルフ倶楽部がある石川県は母・有貴さんの出身地だった。
今大会の3週前には韓国で行われた欧州女子ツアー「アラムコ・コリア選手権」に出場し、後続に3打差をつけて優勝。日・米・欧の3ツアー、環境もゴルフ場の芝も全く異なる5カ国で5勝を積み上げた。