2022年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/17〜11/20 場所:フェニックスCC(宮崎)
比嘉一貴の信頼のクラブセッティング スチールシャフトは2メーカー
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(20日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)
比嘉一貴が今季4勝目を挙げ、賞金ランキング1位を確固たるものにした。2位の星野陸也に7425万円差をつけ、優勝賞金がいずれも4000万円の2大会を残すのみ。初の賞金王戴冠は秒読み段階に入った。
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単独首位から出た最終日は1イーグル5バーディの「64」をマークした。最終組で大槻智春、PGAツアー選手のミト・ペレイラ(チリ)の追撃をかわし、並ばれることなくフィニッシュ。本調子でない1Wショットは低弾道に抑え、「アイアンショットが良かったので多少距離が残ってもフェアウェイから打てればいい」と高精度にあった2打目以降でスコアを作った。
今季の平均ストロークは「69.925」で、ついに70台を切った。星野陸也の「69.921」に次ぐ全体2位の数字を支えるのはやはり、正確なショット。パーオン率は全体6位の70.767%、パーキープ率88.757%と安定感が光る。
使用クラブは前回優勝した9月「シンハン ドンヘ オープン」と同じ。アイアンとウェッジのスチールシャフトがそれぞれ日本シャフトのNSプロ モーダス3 システム3 ツアー125、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシューと異なる。
ジュニア時代からアイアンはカーボンシャフトを使用し、大学2年時にスチールに替えたのがきっかけ。「当時、(カーボンから替わって)違和感なく振れたのがモーダスでした」と説明した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ブリヂストン B1 プロトタイプ (ロフト10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(長さ45インチ、重さ70g台、硬さX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM(5番19度)、キャロウェイ エピック SPEED(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB XD-H(4番24度)
アイアン:ブリヂストン B-Limited 220MB(5番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン ツアーB BRM プロト(51、55、59度)
パター:スコッティキャメロン GoLo DB5 SELECT TOUR
ボール:ブリヂストン ツアーB X