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ナイキ3W、オデッセイ名器「気に入ったら使い続ける」木下稜介の初優勝ギア

◇国内メジャー◇日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 最終日(6日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

単独首位から出た木下稜介が4バーディ、1ボギーの「68」で通算14アンダーまで伸ばし、初優勝をメジャータイトルで飾った。惜敗を重ねてきたツアー本格参戦8年目。今シーズンだけで3度目となる最終日最終組のプレーで後続に5打差をつけてぶっちぎった。

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パーオン率は今季ツアーナンバーワンの70.99%、“飛んで曲がらない”トータルドライビングでも4位につけるショットメーカー。「気に入ったものは使い続ける。テストはするけど、なかなか替えられない」とセッティングのこだわりを明かす。

3Wは2016年に用具事業から撤退したナイキのヴェイパー スピード フェアウェイウッド。「今のクラブのように飛ぶわけではないけど、スピンが入るし、操作性が良い。ロングのセカンドとかでもグリーンに止められるので、なかなか替えられずにずっと使っています」。最終日はリードを広げてサンデーバックナインに入った中で「難しいホールが続く。何があるか分からない」という14番以降、この2015年に発売されたモデルを握るティショットも増えた。

パターも2010年に復刻されたオデッセイ トライホット ♯3 iXのプロトタイプ。4月「東建ホームメイトカップ」ではショートゲームで後手に回って優勝を逃し、奥嶋誠昭コーチと重点的に強化してきた。パンチが入ったり、緩んだり、「良くないときは右手がちょっと悪さをする」とストロークの悪癖を洗い出し、ドリルで改善を模索。「スピードが合ってくるようになって、特に課題のパッティングが安定していた。練習の成果が出た」。持ち味のショットにグリーン上がかみ合い、大会を通じた平均パット数は4位にランクインした。

7月には初の海外メジャー「全英オープン」が控え、この優勝でこちらも初めての世界選手権シリーズとなる8月「WGCフェデックス セントジュード招待」の切符をつかんだ。「ヨーロッパのQTとか、積極的に海外に出ていきたい。ヨーロッパで川村選手、PGAでは松山選手が頑張っている。割って入れるように」。5年シードを足掛かりに世界を広げていく。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ブリヂストン ツアーB XD-3 プロトタイプ(9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット プロトタイプ(硬さX、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ナイキ ヴェイパー スピード(3番15度)
ブリヂストン ツアーB XD-F(5番18度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB X-HI(3番20度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CB(4番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM8(52度、58度)
パター:オデッセイ トライホット ♯3 iX プロトタイプ
ボール:ブリヂストン ツアーB X

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