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暫定方式で再開 渡邉彩香がジャンプアップ、畑岡5位、渋野12位/女子世界ランク

新型コロナウイルスの感染拡大の影響による世界主要ツアーの中止を受け、3月16日付で凍結されていた女子ゴルフ世界ランキング(ロレックスランキング)が20日、約4カ月ぶりに更新された。現行方式が見直され、選手の出場実績を反映する暫定方式での再開となっている。

1位コ・ジンヨン(韓国)らトップ3は変わらず。日本勢トップの畑岡奈紗は4位から5位に、渋野日向子は12位で変動なし。鈴木愛は1つ下げて15位。

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日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると、今回の修正では、大会に出場した選手のポイント、平均ポイントおよび試合数が出場実績(成績)によって算出され、総合順位に反映される。出場しない場合、ポイントなどに変動はないが、総合順位はほかに出場している選手の成績によって変動することがある。

選手個々の出場実績が反映される新方式でのランキングは5月11日にさかのぼって、従来通り104週が対象。これまでは出場しない週も104週に含まれていたが、今回の方式には含まれないという。

5月11日以降、韓国女子ツアーで7試合、日本女子ツアーで1試合が実施された。国内女子ツアー初戦の「アース・モンダミンカップ」で復活優勝を果たした渡邉彩香は凍結時点の453位から211位までジャンプアップ。同大会3位の田中瑞希は同300位から213位となった。

米女子ツアーが中断し、韓国女子ツアーでは同国の世界トップランカーが続々と参戦。いずれの試合も「アース」の19ポイントを上回るポイントが優勝者に付与された。再開初戦の「KLPGA選手権」(24ポイント)をはじめ、2勝を挙げたパク・ヒョンギョン(韓国)は凍結時点の94位から30位と大幅にランキングを上げた。

ランキングの統括団体によれば、今回の方式は一時的な対応とされ、対象ツアーの再開状況や上位200位の選手の参戦状況を鑑み、適当な時期に従来の方式に戻すとしている。

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2020年 アース・モンダミンカップ



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