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三菱レイヨン製Fubuki Jシリーズがメンフィスで登場

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM

試作品として2008年にデビューをして以来、Fubukiは三菱レイヨン製品の中で最も成功したシャフトとなった。現在世界中で28勝を挙げている。Fubukiは年月をかけ、原型のFubukiツアーから、Fubuki α、Fubuki K(フィル・ミケルソンが「全英オープン選手権」で優勝した時に使用していたキャロウェイ X ホット 3ディープに装着していた物)、そしてFubuki Zシリーズが昨年末に販売開始となった。

三菱は更に高いレベルを追求し、新しい素材と技術を結合させた。シャフトの先端部分に.M.D.Tを施し、シャフトの重さや硬度に関わらず、ボールを発射、スピン性において最適化した。

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M.D.T3代目を駆使して作られたFubuki Zが誕生してから1年以内に、三菱は「フェデックス・セントジュード・クラシック」でFubuki Jシリーズの新商品を発売する。この新しいシャフトの特徴としては、シャフトの端(お尻部分)に平衡重量技術を施したことだ。この夏、米国ツアーでこのシャフトは話題を集めることとなる。

平衡の目的に達するために三菱のエンジニア達は、高密度のタングステン粉末を自社製樹脂に混ぜ、更に進化させた。タングステン混樹脂シートをシャフトのお尻部分に置くことで、重力の中心を最端部へと移した。それによって、平衡だと感じられるのだ。

この樹脂によって、全体的に固定をしなくてもシャフトのバランスをより良くすることが出来る。そしてシャフトの長さを長く、短く調節しても、長さに関係なく同じ効果を感じることができるのだ。

Jシリーズが次世代のFubukiだともてはやされているが、これまでのFubukiシャフトといくつかデザインが類似しているところがある。シャフトのお尻部分に施された、金属製のメッシュシート通称“メタルメッシュテクノロジー”が、重さの影響を最小限にし、全ての方向へのをゆがみを軽減させた。

最初に、シャフトのお尻部分にそのメッシュシートを用いたのは、Fubuki Kだった。それに伴い、更なる重さを加えてバランスポイントを移した。シートを使用することで効率的に力が移動するようになったのだ。

非晶質カーボン・ファイバーと高弾性カーボン・ファイバーを組み合わせた物(M.D.Tとして知られているもの)をシャフトの先端部分につけることで、打ちだし角と低スピン性を最適化した。

三菱によると、非晶質カーボン・ファイバーについては、ヒンジとなってクラブヘッドを加速させ、発射角を最適化させる部分。一方、高弾性カーボン・ファイバーについてはクラブヘッドのインパクトを安定させ、低スピン性を実現するようだ。

Fubuki Jは9つの重さといくつかの硬度から選べる。種類は、50g(レギュラー、スティッフ、エキストラスティッフ)、60g(レギュラー、スティッフ、エキストラスティッフ)、70g(スティッフ、エキストラスティッフ)そして80g(エキストラスティッフ)があり、400ドルだ。米国ツアー限定で、ダブルXオプションとして、通常のエキストラ・スティッフより更に堅いものが入手できる。

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