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アダムス“移籍”のエルス監修のアイアン XTDツアー・プロトタイプ
By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider
アーニー・エルスは今週、新たなアイアンセットをキャディバッグに入れてリビエラCCに乗り込んだ。アダムスゴルフの「XTDツアー プロトタイプアイアン」は、同ブランドが先月のPGAショーで発表した「XTDクロスキャビティ」に類似する新モデルだ。
アダムスの調査開発部のトップ、ジャスティン・ホーニーによると、このプロトタイプの製作にあたり、エルスは大きな役目を担った。トップライン、ヘッド形状、そしてオフセット部分においてフィードバックを求めたという。
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17-4カーボンスチールで作られたエルスのアイアン(XTDクロスキャビティの素材は17-4ステンレススチール)は、ソール部分に施されたカットスルースロット・テクノロジーにより、ボールスピードと飛距離アップ。そしてバックフェースの(Xの形になった)クロスキャビティがフェースの中央部分に重心を集めて、深重心化した。
このCGシフトにより、いわゆるギア効果を高めているわけだが、これはアダムスのDHyドライビングアイアンに施されたバルジ・ロールの技術(打点のばらつきによる方向性の修正効果)と似たものだ。
なお、エルスのアイアンはすべてにおいて、トゥが角ばっており、よりオフセットの強い構造。XTDクロスキャビティモデルの改良版に見える一方で、このツアーモデルはヘッドが7%小さく、カーボンとニッケルの2つの素材を組み合わせて作られている。
エルスがこのアイアンを受け取ったのは2週間前。パフォーマンスには大きな好感触を得たという。同社によれば、XTDツアーについては今年中旬に米国で発売する見通しだ。
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