イム・ソンジェの14本に受けた衝撃 「TSi2」初代「T100」「SM7」…“歴代タイト”ずらり
◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ◇コロニアルCC(テキサス州)◇7289yd(パー70)
「ザ・CJカップ バイロン・ネルソン」9位、「トゥルーイスト選手権」5位と5月に成績を残しているイム・ソンジェ(韓国)。練習日にバッグの中身を確認すると、衝撃のクラブが並んでいた。
ドライバーはタイトリストの2020年モデル「TSi2」を使う。TSiシリーズといえば、1代前「GT」、2代前「TSR」のさらに前で3代前のモデルだ。未だに替えられないのは、「自分にとって完璧なスピン量と球筋が出る。スピン量がだいたい2500~2700回転くらいで安定していて、だから球筋もコントロールしやすいんだ」と説明する。
もちろん最新ドライバーはこれまで2年ごとに試していて、「テストはするけど替えられていないんだ。やっぱりいちばん大事なのは安定性だからね。そう、安定していてすごく打ちやすい」と2020年モデルへの信頼が厚い。フェアウェイウッドはさらに古く、4代前のモデル「TS3」を入れている。
アイアンも2019年モデルの初代「T100」から替えていない。「地面へのコンタクトがすごくいいんだよ。新しいものも試すけど、自分は少し刺さる感じになる。初代のT100はバウンスが少なくて、少しワイド。形も少し丸みがあるから好きなんだ」とソールの抜け感がたまらなく好きだという。
さらに驚くのはロブウェッジ。なんと「SM7」を入れていた。現行モデルは「SM11」だから、いったい何代前のヘッドだろうか。「スピンのコントロールがしやすいんだ。理由? 正直自分でも分からないけど、もう10年ぐらい長く使っているからね。新しいモデルは3週間ごとに試したりするけど、なんかしっくりこないんだ」
「慣れている分、このクラブはフェースの開閉がしやすい。ロブショットも低い球も高い球も、中間の球も打ち分けやすい。とにかく球筋をイメージしやすいんだよ」と長く愛用する理由を明かした。
かつて日本でも戦っていたイムは今やPGAツアーのレギュラー選手。松山英樹を崇拝する彼は、同じ「ツアーAD DI」のシャフトを使うことでも有名だ。
<イム・ソンジェの14本>
ドライバー:タイトリスト TSi2(8度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ70g台、硬さX)
フェアウェイウッド:タイトリスト TS3(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ80g台、硬さX)
ユーティリティ:タイトリスト 818 H2ハイブリッド(3番19度)
シャフト:グラファイトデザイン DI HYBRID(重さ105g、硬さX)
アイアン:タイトリスト T100(2019)(3~9番)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド (X100)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM9 (48、54度)、タイトリスト ボーケイ SM7 (60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド(X100)
パター:スコッティキャメロン F-5 SSSプロトタイプ