スリクソンの新ドライバー「ZXi RKT」を発見 畑岡奈紗がメジャーでいきなり投入へ
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(23日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)
今季女子メジャー第3戦の会場で住友ゴム工業(ダンロップ)の未発表モデルと思われるドライバー4機種を発見した。ソールに「ZXi RKT」のロゴが入り、2024年11月に発売された「ZXi」シリーズの後継機種とみられる。「LS」「TR」「MAX」のバリエーションを確認することができた。
ヘッド全体が黒く仕上げられ、赤く縁どられた六角形のウエート、クラウンのマットな質感が前作からのつながりを感じさせる。スタンダードモデルと言えそうな「RKT」のみ、トウ側とヒール側にウエートを配置。フェース面に目を凝らすと、トウ側上部に「RKT FACE」と刻まれている。フェースセンターを最薄にして周辺部を厚くした、ZXiシリーズの「i-FLEX」設計から進化したポイントになっていそうだ。
ロースピンを示すであろうディープフェースの「LS」、ツアーの略称として一般的な「TR」のわずかに小ぶりに感じるヘッドとも後方とフェース寄りにウエートがある。唯一ウエートが1個しかなく、ヘッドも大きく見える「MAX」は3機種に比べてやさしいモデルと推察される。
こぞってテストしたダンロップ契約選手の中でも畑岡奈紗は「ボールスピードが速くなりました。(バッグに)入れます」と話し、スタンダードなRKTをメジャーで実戦投入することを決めた。
春先にも試していたとはいえ、悲願の頂点を目指すメジャーでの大胆なスイッチは「ボールがポーンと行ってくれる感じで、距離も出ていたし、ブレも少ないと思う。見え方も違和感がない」という好感触ゆえ。これまでより少しロフトを立て、懸案事項のひとつだったスピン量も2400回転前後に落ち着いた。
モデル名となっている「RKT」の意味が気になるところ。「ロケット(Rocket)」の略称か、それとも…。ちなみにアメリカ航空宇宙局・NASAが名前の由来となっている畑岡は、ボールにロケットのイラストを刻印している。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)