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また新作シャフト?「ディアマナRB」を女子ツアーで発見 今度は「赤」だ

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 初日(31日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

三菱ケミカルの新作シャフト「ディアマナRB」を、日本で唯一開催の米LPGAツアーの会場で発見した。昨年のちょうど今ごろ、男女ツアーで「ディアマナWB」のシーディング(選手のテスト)が始まったのを覚えているが、その後ことしの夏前に「ディアマナBB」が登場したばかり。非常に早いサイクルでまた新しいモデルが出てきたことになる。

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今回の「ディアマナRB」は赤いコスメで、「WB」や「BB」と同じ花柄やマット調のデザイン。これまで第6世代のディアマナシリーズは、白マナ(WB)→青マナ(BB)ときていて、これで赤マナ(RB)が出たことになり3部作が完結。メーカー担当者はいつものごとくその中身の詳細を話せないようだが、赤い色から類推するに、「RB」は赤マナ系の先調子と目される。

最新の赤マナに早速食指を伸ばしたのが、米LPGAツアーのシード選手である、ジェニー・シン(韓国、ポイントランク32位)だ。彼女は元々BBユーザー(53S)だったが、「何か違うシャフトを試したい」と言って、新作「RB(53S)」を試した。練習場で数発打って、「数字がめちゃくちゃいい。スピン量が安定していて、私が理想とする2300回転ぐらいで落ち着いています」とその安定感の高さを評価した。

その後も球を打ち続け、「初速が出るようになって高さも出ていますね」と投入を決断。打っていくうちに思ったよりも球が上がるようになったので、最終的にヘッド(キャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤマックス」)のロフトを1度立てて試合に臨んだ。そして迎えた初日は6アンダーの好成績。シャフトチェンジが功を奏したのは間違いない。

他にも「ディアマナZF(4SR)」ユーザーの天本ハルカらが、今後新しいRBを試す予定。来週の男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」(静岡・太平洋C御殿場C)でも男子プロがテストを始めるとのこと。この先の選手の反応、そして性能の評価、またレポートしたい。(滋賀県大津市/服部謙二郎)

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