女子ツアーに「スパイダーツアー」の新作ズラリ “ツノ感”が増した「ツアーF」
◇国内女子◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前(6日)◇茨城ゴルフ倶楽部西コース(茨城)◇6718yd(パー72)
茨城ゴルフ倶楽部の練習グリーンに、テーラーメイドの新しいパターがところ狭しと並んでいた。クモの刺繍が入ったヘッドカバーもあり、「スパイダーツアー」の最新作だろうか。通りがかる女子プロたちは足を止め、構えたり素振りをしたりと、みな興味津々の様子だった。
置いてあるパターは「ツアー」、「ツアーX」、「ツアーF」、「ツアーV」の計4種類。ツアーとツアーXはダブルベンド、ショートスラント、クランクの3種類のネックがあり、ツアーFはダブルベンドとクランク、ツアーVはクランクネックのみのようだ。ぱっと見では、ツアーもツアーXも大きさや形状に大きな変化はなく、インサートもピュアロールが入るなど、正常進化のように感じられた。一方でツノ型のツアーFは、丸みが減り“ツノ感”が増しており、「据わりが良くなった」と評判だ。ツアーVもやや小ぶりになり、よりストロークのしやすさが増したと感じた。
さらに気になるのはその色味だ。わずかに茶がかったヘッドは、高級感のあるチョコレートのような色合い。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が使用するツアーXの色味にそっくりで、所有感をくすぐる。さらにヘッド上部に入る「トゥルーパスアライメント」もいくつかパターンがあり、ヘッド形状、ネック形状も含めて選択肢はかなり多いようだった。
今週から新作スパイダーツアーXのクランクネックを投入するという山路晶は、「前のツアーXとほとんど変わらないのがいいですね。今使っているパターはショートパットがなかなか入らなかったので、新しいのに切り替えました」とスイッチをすんなり決めた。インサートは好みのブラック色ピュアロールに交換してもらっていた。
同じく新しいツアーVをテストした新垣比菜は、「普段はブレードタイプが好きで、ヘッドが細いものを使っていましたが、今の気分はこっち。長くして、パター全体に重量をもたせ、始動をしやすくしました」とストロークのしやすさを理由に選んだ。
他にも全美貞(韓国)はツアーのクランクネックの投入を決め、横峯さくらがツアーのショートスラントネック、永井花奈がツアーFをそれぞれテストしていた。
滑り出し上々の新スパイダーツアーパター。この先男子ツアーでも展開を予定しているという。(茨城県つくばみらい市/服部謙二郎)