石川遼の最新14本「QUANTUM ミニドライバー」投入へ キャリー292ヤードを記録
◇国内男子◇中日クラウンズ 事前(28日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)
米下部コーンフェリーツアーを主戦場とする石川遼は、スケジュールの空いた期間に国内ツアーのスポット参戦を決めた。練習ラウンドでは、これまで使用してこなかったミニドライバーを打つシーンが何度も見られた。
「先々週のメキシコの試合から投入しました」。そう言うのはキャロウェイの新作「QUANTUM ミニドライバー」だ。「打ってみたら非常に曲がりにくくて、飛距離もすごく出ました」と言い、この日も8番のティショットで打った球は、GCクワッド(弾道測定器)でキャリー292ヤードを記録していた。「いま使っている3番ウッドはフェースの当たり場所で縦距離がブレる感覚がある。でもミニドラだと、フェース下部ヒットでもAIフェースで拾ってくれて飛距離が変わらない」。スピン量は3200回転ほどで安定し、球も上がりやすいという。
その用途について「アメリカはパー5が590ヤードぐらいのコースが多く、ドライバーで打ったあとに次もドライバーという場面もある。それより短いパー5でも、基本的にアゲンストになるように設計されていることも多い。そんな時にミニドラが役立ちます。ティショットだけでなく、パー5のセカンドでグリーンのそばにもっていきたい状況で使うイメージです」と説明した。
和合にも相性が良いようで、「今日はアウトコースを回りましたが、予想どおりミニドラがハマるロケーションが多かった。アウトは左ドッグレッグのホールが多くて、右に突き抜けると大トラブルになります。今のドライバーはプッシュアウトしてもスピンが少なく飛距離が落ちない。それに対してミニドラはスピンが入るので“ちゃんと飛ばなくなる”から、プッシュアウトしても280ヤード以内に収まるんです」と想定通りだった。ミニドラを入れる場合はスプーンを抜き、「ちょうどスプーンの距離という時は、奥か手前のどちらがいいかを考えて、ミニドラか3Uかを選びます」とイメージは明確だ。
アメリカの試合を見据えて投入を検討している「APEX UTアイアン」もこの日はバッグに入っていた。長年使ってきた3UW(18度)の代わりとして入れる算段だ。
「3UWがちょうど250ヤードぐらいなんですが、アメリカのパー5のセカンドでUWを使う機会が少なく、パー3でもあまり使うことがない。逆に400ydのパー4とか、ティショットがすごく狭い時に3UWを使うことが多いので、それならフェアウェイに早めに着弾するクラブのほうが、大トラブルが避けられるかなと。まさにフェアウェイファインダー、2番アイアンとして考えています」。18度のロフトを2度立ててリアルロフトは16度にし、少しでも前に行かせる味付けにしている。
他にもバウンス違いのロブウェッジを試すなど「サブメンバーも含めて戦っています」と言い、16~17本を遠征に帯同させ、その中からスタメン14本を選んでいるようだ。タフなコースが続き、強力なライバルがいるコーンフェリーツアーはまさに総力戦だ。
<石川遼のクラブセッティング> ※練習日のため15本
ドライバー:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆(9度)、キャロウェイ QUANTUM ミニドライバー(11.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD GC(重さ60g台、硬さS)
ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW(2022年)(3番19度)、キャロウェイ APEX UW(2025年)(4番22度)
シャフト:3番=グラファイトデザイン ツアーAD UB(重さ80g台、硬さX)、4番=グラファイトデザイン ツアーAD UB(重さ90g台、硬さX)
アイアン:キャロウェイ APEX UT アイアン(16度)、キャロウェイ APEX MBフォージド アイアン(5番)、キャロウェイ APEX MBアイアン ツアーバージョン(6~9番)
シャフト:16度=UTアイアン=グラファイトデザイン DIハイブリッド(重さ95g、硬さX)、5~9番=日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)
ウェッジ:キャロウェイXフォージドウェッジ(2026)(48、60度)、キャロウェイ OPUSウェッジ(52、56度)
シャフト:48、52、56度=日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)、60度=トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー ウエートロック
パター:オデッセイ プロタイプ PT 09 ix