「いま僕はココにいます」Vol.44 ただいま日本編
2019年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/17〜01/20 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)
「いま僕はココにいます」Vol.45 シンガポール編
人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・25歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に40に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。
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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、シンガポールにいます。
あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたしします。新年最初の試合は東南アジア! アラブ首長国連邦での欧州ツアー「アブダビHSBC選手権」を狙っていましたが、残念ながら出場権が巡ってきませんでした。日本とアジアンツアーの共同主幹競技「SMBCシンガポールオープン」を戦います。
日本での短いオフもゴルフと旅三昧。三が日を実家(三重県四日市市)で過ごしてからは、福岡に大阪、東京、名古屋…と知り合いを訪ねながら、前週末に日本を発ちました。マレーシア・クアラルンプールで調整をしてから今週月曜日にシンガポール入り。
実はこちらで、試合に向かう前に“先生”になってきたんです。以前から仲良くしている方が経営する日本人向けの学習塾。ワークショップという形で小学生を前にお話をさせていただきました。恥ずかしながら、国内を飛び出して世界を舞台にする人…として、子どもたちの親御さんを前にするのは緊張しましたが、貴重な体験になりました。
今年は何としても「優勝」をしたい。2018年は日本で2位が3回あり、本当に悔しい思いをしました。欧州ツアーが主戦場になりますが、明確な目標に向かって頑張ります!
〈今週のディナー〉
シンガポールにはおいしいものがたくさん! お寿司にステーキ、チリクラブ…。年始ということで現地の方にご相伴にあずかりました。ごちそうさまです!
- 川村昌弘Masahiro Kawamura
- 1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
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