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欧州男子アフラシアバンク・モーリシャスオープンの最新ゴルフニュースをお届け

「いま僕はココにいます」Vol.20 モーリシャス編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・24歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、モーリシャスにいます。

日本ツアー「カシオワールドオープン」を終え、今週は欧州、アジア、南アフリカツアーの共催試合「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」に出場します。アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶモーリシャス共和国。今回で3回目の出場となりますが、今年は開催コースが、僕が2年前に5位に入ったヘリテージGCに戻ってきました。

前週の高知では、日本ツアーでなんとか来季の第2シード(前半戦の限定的な出場権)を獲得しましたが、週末にスコアを伸ばしきれず、自分としては悔しさばかりが残ります。週明けの27日(月)に関西空港から上海・浦東空港に向かい、モーリシャスへの深夜便に乗り込みました。到着したのは28(火)の午前7時。そのまま、コースで11時半スタートのプロアマ戦に参加してきましたよ。

モーリシャスはその昔、オランダ、フランス、イギリス領だった独特の歴史を持つ小さな国。現地の言葉、英語、フランス語と3カ国語を操るタクシーの運転手さんもいます。欧州、インドや南アフリカの人々のリゾート地として有名で、なにせ海が青くてキレイ! それに山々も望める珍しいコースです。食事をするリゾート内のレストランはどこも、午後6時からドレスコードが設けられ、上は襟付きの長袖、下もしっかり長ズボン。サンダルはNGというしきたりがありました。

今週から、まずはこちらも来季のシード権がかかるアジアンツアー3連戦に入ります。来週の「ヨハネスブルグオープン」(南アフリカ)、「インドネシアマスターズ」(インドネシア)と旅は年末まで続きます。良い結果を出せるように頑張ります。

<今週のブレックファースト>
モーリシャスでは大会が用意してくれる選手関係者用のリゾート施設に宿泊しています。1週間で1部屋につきおよそ30万円…と高額ですが、食事代はすべて宿泊料金に含まれているんです。お酒だって飲み放題! こういう方法だと、意外と便利で安く上がる可能性もあります。写真は朝食のエッグベネディクト。初めて来た2年前から、ここでの大のお気に入りです。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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2017年 アフラシアバンク・モーリシャスオープン



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